政府や産業界の強い後押しで、鹿児島県川内原発1号機2号機が再稼動し営業運転に入っています。
今回は再稼動の厳しい基準に合格し再稼動OKとなって居る四国電力の伊方原発について愛媛県
知事が再稼動に同意して容認の文書を経産省に提出しました。
是で地元の同意が得られいよいよ再稼動となりますね。
今後設備の詳細設計を纏めた工事計画等の審査に移り再稼動は年明け以降の見通しとの事。
四国電力は早期再稼動で収支改善を急ぎ再稼動後は電気料金値下げも検討と云う事ですから
四国の人にとっては大変助かる事ではありますが・・・・
今回再稼動に同意された伊方原発3号機は、使用済み核燃料を再処理した、プラトニウムウラン
混合酸化MOX燃料を使うプルサーマル発電方式で、核燃料の効率的使用を劃期的に改善する
原発方式です。
原子力規制委員会に原発再稼動審査申請が行われ15原発25基の内審査合格したのは、川内
原発1・2号機と高浜原発3・4号機及び伊方原発3号機のみです。
その内川内原発は既に営業運転に入っています。
高浜原発2基は福井地裁が再稼動差し止めの仮処分を出しています。
それだけに政府にとっては今回の伊方原発再稼動の地元同意は大きな原動力となる事でしょう。
四国電力は、基準地震動は最大650ガルとなって居るが更に千ガルに揺れに耐える様工事を
行ったとの事です。