日銀は金融政策決定会合で2015年度GDP成長率を4月予測の2%増から1・7%増に
下方修正した。
僅か0・3%の引き下げ予測ですが意味するものは大きい。
この処企業の業績好調で設備投資も増え、株価も2万円台に復調し景気回復の兆しが
見えた今日今頃のGDPの下方修正は不可解でもあります。
是は欧州ギリシア財政危機や中国経済の鈍化が大きく関わって居る様です。
日銀は16年度前半までに消費者物価の上昇率2%目標達成は堅持する構え。
ただ15年度消費者物価見通しを0・8%上昇から0・7%上昇に引き下げた。
日銀は今後も大規模金融緩和継続を決めたそうです。
何が何でもデフレからの脱却と2020年度までのプライマリーバランス黒字化を
目指す安倍政権への支援を続ける意向の様です。
因みに日銀は国内景気の現状判断は「緩やかな回復を続けて居る」と言う事を
継続させるとの事。