世界の状況は何となく戦争の足音が聞こえ出して、第三次大戦勃発が懸念される
今日この頃ですが、日本は大戦後奇跡の復活を遂げたが、またこの頃物騒な話が
飛び交って居る様ですね。
戦争に再び巻き込まれる恐れがある集団的自衛権行使の容認や武器輸出禁止
三原則の廃止・自衛隊海外派遣等々云々されだした様です。
西日本新聞で今日が福岡大空襲の日と言う事で特集を組んで居ます。
終戦間際日本の各地は米軍の無差別殺戮とも言われる空襲で大きな被害を出しました。
1944年11月から始まり実に106回もの空襲で徹底的に破壊された東京。
特に1945年3月4月の東京大空襲は此の世の地獄の再現とさえ言われました。
被害の大きさ・悲惨さでは広島や長崎の原爆投下に匹敵するとさえ言われています。
軍部が起こした無謀な戦争のツケを国民が払わされた事になった。
この米軍による無差別殺戮の空襲は殆ど全国の地方都市にまで及びました。
九州の空襲は八幡製鉄所をB29が襲ったのが始まりで、大村・大刀洗等飛行場の空襲。
その後鹿児島大空襲・福岡大空襲と続きます。
7月に入ると熊本大空襲この時は対岸から松明のような焼夷弾が雨あられと落とされる状況が
が望見されました。
長崎に原爆が落とされても終戦間際まで各地の空襲は続きました。
今の人は爆弾と焼夷弾の区別がつかない人が大半だと思いますが、どちらも大きな被害を
出した事に間違い有りませんね。
被害こそ原爆の様に一度に大きいと言う事はないが、恐らく地方都市等を集約すると是と
同等の被害となるのではないかとさえ思われます。
福岡大空襲は米軍B29が239機に依って行われた。
日本軍の高射砲も役に立たず日本の飛行機も飛び立たずの無抵抗の状態で空襲は午後
11時過ぎから焼夷弾投下で始まったとか。
死者行方不明者1000名以上焼失した家屋1万戸以上と言う被害で街の大半は焼失したと
されて居ます。
戦後各地の空襲の事は何故か封印され口に出される事はなかった様です。
この頃になってやっと東京大空襲等の検証が行われ出して、地方都市の空襲にも検証が
行われ出した様です。
今後孫・子達を二度とこの様な悲惨な目に遭わせないないためにも、キッチリとした検証を
して欲しいですね。