政治の世界では我々の常識が通用しない事を痛感しました。
今回の阿倍首相の一方的大義名分のない衆院解散総選挙には驚かされたが
それに増して、野党第1党の民進党前原代表の発言には驚きを超え呆れて
しまった。
阿倍氏は今回の解散を国難突破解散と位置ずけ、与党が過半数を割り込め
ば、辞任を表明する程の決意を見せた。
是に対して阿倍1強を崩すには野党編成しか手がないと、民進党を事実上
解体し、出来たての新党希望の党へ合流、党首である前原代表は無所属で
立候補を表明した。
代表は今選挙で大敗を予測し小池氏に頭をさげて党員の公認をお願いした
と言う噂も流れて居るとか。
これは一体どうした事か?
我々の常識では理解出来ない事です。
一方出来たての新党にも様々な動きがある。
希望の党顧問に小泉元総理を担ぎだす動き。
小池氏は元々小泉氏の子飼いの政治家だった事からこれはあり得る事だ。
更に自由党の小沢氏が合流を検討するとか。
民進党から公認を要求された希望の党も皆受け入れる訳には行かず対象
選別が行われる。
選から漏れ行く所がなくなった民進党議員はどうするか?
前原代表の様に無所属で立候補するのか?
来月10日の公示まで時間は余りありません。
本当に、前原代表は罪な事して呉れたと恨むより手がない。
希望の党の代表になった小池都知事は国政参加の意思はないと言っては
居るが充分に色気は残って居る様です。
新党結成等で絶対都政には迷惑掛けないと言いながら、現実問題として
都政に影響が出だしたと言う。
この難局に二足の草鞋を履く事は土台無理な話しです。
さて政局はどうなるのか?
国民はどう動くのか?
予測不能の感がありますね。