~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~
第一話
六十六、 磔刑とは、人はすべて十字架にかかるとの意味である。
あらゆる者がそれぞれのゲッセマネの門をくぐらなければならない。
或る者は或る道を行き、或る者は他の道を通って。
こうしてあなたたちは自分自身の経験によって浄められていく。
六十七、 生命を再び得んがために十字架にわたしの生命をかけそれによって
生命を再び得たことがあらゆる経験のなかで最大のものであった。
しかしそれはわたし自身のためではなく、
およそ生きているすべての人々、
そして又『わたしを信じる人々が決して死なないようにするため』
であった。
事実彼らは久遠の生命の秘蹟をすでに得たのである。
六十八、 次に来るのが蘇りである。
死に定められたこの肉の身より魂の蘇りである。
神我は肉の中に顕現した神の霊であり、
昇天とはこの実在を真に認識すること、
久遠の神我を真に把握することである。
~ 感謝・合掌 ~