~ 恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言 」より ~
◆ 心に法灯をいただく ◆
「あなたはこの厳しい人生でつらい中、苦しい中をよく頑張りましたね。
私はあなたのすべてを赦させていただきます」と、
泣きながら心の中で自らに向かって語りかけていたのでした。
この時です。 心がフワッと軽くなったのです。
心が広がって、光輝く自分をその時自覚しました。
自分を赦した時、どれほど自分が楽かということを悟らせていただいたのです。
肉体の五官の感覚が完全に消えてしまいました。
意識ははっきりしていますが、頭、手、足、胴はどこにもなく、何も感じないのです。
肉体はなく、ただ自分が胸のあたりを中心として光輝いているのです。
(中略)
この時、ついに心に法灯をいただくことができたと思いました。
私は光である、私は法である、私は道であるという自覚を得ました。
それは素晴らしい喜びであり、法の喜びであります。
それは口や言葉ではとても言い表すことのできない喜びです。
~ 感謝・合掌 ~