~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~
第一話
九十六、 愛は神なるが故に、
愛はあらゆるもののうちでも最大の力でなければならぬ。
愛はすべてを調和ならしめる。
愛が大自然の中にある何ものかより背離することはありえない。
なぜならそれはすべての真実なる現象の背後にある動因であり、
他のあらゆる状態がなくなっても愛のみは存続するからである。
九十七、 苦悩に陥った時父なる神に見捨てられたと思ってはならない。
神はあなたを一層完全と成らしめ給いつつあるのであり、
神御自身の創造力を現わしうる
より完全なる器となし給いつつあるのである。
九十八、 無智それ自身に何らの独自の原理はない、
丁度誤謬(あやまり)に何らの原理がないように。
数字には原理があるが、誤謬には何らの原理もない、
なぜなら誤謬は訂正されれば消え去ってしまうからである。
従って無智と誤謬には何らの独自の力のないことがわかる。
~ 感謝・合掌 ~