~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~
第十二話
13、あなたたちの頑なな信仰のために、
あまりにも多くの神我力が、自己実現できずに、
あなたたちの心の中に閉じ込められてしまっている。
14、心がどんなに縛られているかを知るには、
信仰に凝り固まった心の中を見詰めさえすればよい、
まこと、これが神我が世に顕現するのを妨げている無智であり、
分離と闘争との原因である。
15、まことにその通りである。
幼児期においてさえ心はもろもろの制約された信仰を詰め込まれており、
その後ずっとその子は神我を窒息させるような信仰を持ったまま、成人する。
〔しかし〕その魂が自己自身に内在する力に目覚め、これを認知するように
なって始めてそれは自由となりうるのである。
その時その魂はこれらの制約された信仰や〔今まで影響を受けていた〕
他人の考えをかなぐり棄て、その繋縛(けばく)より脱し、太初(はじめ)に
あった言葉を顕現するようになる。
~ 感謝・合掌 ~