~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~
第五話
105、霊体は完全なる資料である。
従ってあなたたちに物質体は〔本来は〕そのあらゆる部分が唯一の実在である神我に
従って機能(はたら)くものであることを間違いなく、理解するがよい。
106、もし悩みや苦しみがあっても、心穏やかにしているがよい。
そうすればわたしがあなたたちの生命の中に君臨する。
なぜならば神はあなたたちの中で働いておられ、
神のお働きに失敗はありえないからである。
従ってあなたたちの苦悩は無駄にはならない。
あなたたちは神我の力を感じ、悩み苦しみ無くなるであろう。
わたしと偕であれば、あなたたちの軛は軽い。
107、父なる神はわたしと偕にあなたたちの生命に中に、
肉の身の中にさえ、住み給う。
故にあなたたちの中にある言葉によって生きよ。
あなたたちを愛するわたしはあなたたちの為にわたし自身を与えた。
わたしの居る処にあなたたちもまた居るであろう。
わたしの愛と平安とをあなたたちに留める。
書記のことば
主が去り給う前に、何時も明るい光が拝され、主の両側には二人の弟子、
片側にお一人宛現れ、御三方が退去されるにつれて楽の音と歌声とは
次第に消えっていった。
聴講者達はこの不思議な体験に魅せられ、暫しの程はただ坐ったままであった。
~ 感謝・合掌 ~