~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~
「心身の神癒」の著者:マクドナルド・ベインのことば。
はしがき
この講話が述べられるようになった経緯を説明するのは不可能と思われる、
なぜなら説明したところで自分の意見を述べる丈であって、
それも又不正確であるかも分からぬからである。
しかしわたしの得た感じを読者諸氏に述べることはできよう。
この講話の始まる前数カ月間というもの、夜睡眠中、
明らかにわたしに話しかけている或る声が聞こえては目を覚ましたものである。
夢でも見ているのかと思ったが夢ではなく、ほんものの声であった。
しかしそれがわたしの声であったか、それとも誰か他の者のそれであったかは定かでない。
その声を聞くと同時にその意味が推し量られるのが不思議であった。
こういう体験を幾度も繰り返し後、その声は、
適当な時機が来れば特別の講話をしようというのであった。
いよいよその時機が到来した。
するとその声は、出席者が撰定されたら或る日の夜に話を始める、と教えてくれた。
その日以後は、講話の続いている間中は何人も入れてはならないこと、これらの講話は速記をし、
テープ・レコードにも取って一語も失わぬようにしなければならぬこと、になった。
~ 感謝・合掌 ~