~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~
第七話
10、実在には分離はない。
あなたたち各人の中にいます神のみ霊とわたしの中のみ霊とは
離れ離れなのではない、
そのみ霊とは父のみ霊であり父のみ霊が今あなたたちに
語りかけているのである。
声はみ霊にのみある。
11、書物や言葉や文字など、
すべてそれ自身としての価値はゼロである。
み霊が〔その人の〕想念を不可視のものに繋ぎ、
かくして五官の世界を貫き通す手段として言葉を用いた時
始めてそれらのものに価値が生ずる。
12、かくして言葉は大いなる値の真珠を内に秘めている外側の殻にすぎない。
あなたたちが或る言葉を自分の心の中に取り入れて、
例えば『神我』『わたしは生命である』という言葉を口に出して云うならば、
その言葉は一応肉体の器官を通して出るのではあるが、
それを〔肉体、器官を使用しての単なる物理的振動現象に終わらせることなく〕
久遠常在の霊的状態に高めることができるのである。
~ 感謝・合掌 ~