~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~
第十四話
40、み霊のみが唯一の実在であることを悟るがよい。
このみ霊が人の魂と肉体とに活力を与え、およそ存在しうる唯一の
力なのである。
人は神の中に生き、動き、その存在を保ち、かつ神はあなたたちの中に
生きている。
神が〔あなたたちを通じて〕神御自身を表現しつつあるのである。
このことを完全に知ることは、今の今あなたたちの生命、生活、生涯に
おける無碍・自在〔の実現〕を意味する。
これが久遠の生命という真理に至る道である。
「わたしは父の中におり、父はわたしの中にい給うことをあなたたちは
知らないのか」。
41、神の赦しは自然に発露するものである。
従って一切の誤謬はその久遠の愛の流れによって直ちに消え去る。
故に、失望、悲嘆、自責によってこの神の賜物を妨げてはならぬ。
42、このことを悟ると、胸(ハート)は開かれ、
神の愛はその中へ流れ入り、やがてそれが肉体に現象化する。
自分を責めて怨磋に暮れ失望すれば、心は影に満たされる。
しかし神の愛が満てば影の余地はなく、影は融け去る。
~ 感謝・合掌 ~