~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~
第一話
五十三、 『愛』は久遠、常在にして、栄光輝ける、今活在する生命である。
それは安らぎであり悦びである。
愛が常在するところの、しかも今の今活気凛凛たる生命であることを
知れば、完璧までに満ち足り、もはや後方を顧み未来を案ずるの愚は
犯さなくなる。
このことを了解した魂は、過去に非ず、未来に非ず、現在の中にこそ
常に活々として働き給う臨在者の欠くることなき豊饒の中で営為する。
五十四、 そのことに深く思いを致すがよい、そうすればあなたたちは悦びに充ち
溢れるであろう。
神我は常在の愛である。
わたしがまこと明瞭(あきら)かに見たのが
この愛であった。
わたしは神が愛であることを直接に知った。
神の子であるためにはわたしも又『愛』でなければならないのである。
わたしにとって、もはや愛の他には何ものもないことを悟り、
どのような仕打ちをわたしが受けたにせよ、わたしは神の子、すなわち、
過去を知らず未来を知らず、罪も死も知らぬ、久遠常在完全なる愛であり
続けねばならぬことをわたしは知ったのである。
~ 感謝・合掌 ~