~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~
第六話
52、この同胞〔著者〕の意識が果敢なき感官を超え、
肉体の意識にまで高揚されているのに注目するがよい。
彼の意識は〔わたしの〕意識に繋がれ、それから脳や肉体を
音響板のように使って彼の肉体に移し戻される。
53、この過程が進行している間中彼は事の推移一切を意識しているのであるが、
わたしの神懸かりによる想念伝送が終わると、それまでの出来事一切についての
意識を失い、彼の背後に仕掛けられたテープ・レコーダーで改めて聞き直して始めて
解るようになるのである。
54、もしこの同胞が瞑想し、静かに坐って彼自身の意識の内界に再び入るならば、
一切がそこに刻印されているのを発見するであろう。
そしてわたしが伝えたものを全部再現することができるのである。
この連続講話の後、彼は今迄以上に真理示現の大いなる器となるのであるが、
それはこの為なのである。
~ 感謝・合掌 ~