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朝の光(聖書の言葉)

伝道の書 解説 B 2021.10.20

伝道の書 解説 B
 

口語訳聖書引用




(伝道1:1-3)

「ダビデの子,
エルサレムの王である
伝道者の言葉。
伝道者は言う,
空の空,空の空,
いっさいは空である。
日の下で人が労する
すべての労苦は,
その身になんの益があるか。」


被造物は罪のゆえに

虚無に服しています。



(ローマ8:20)

「なぜなら,
被造物が虚無に服したのは,
自分の意志によるのではなく,
服従させたかたによるのであり,」




(伝道2:11)

「そこで,
わたしはわが手のなした
すべての事,
およびそれをなすに要した
労苦を顧みたとき,
見よ,皆,空であって,
風を捕えるようなものであった。
日の下には
益となるものはないのである。」


人の労苦は

神を信じない者にはむなしい,

空である。




(伝道3:1)

「天が下のすべての事には
季節があり,
すべてのわざには時がある。」


時は神が支配しています。



(伝道3:11)

「神のなされることは
皆その時にかなって美しい。
神はまた人の心に永遠を
思う思いを授けられた。
それでもなお,
人は神のなされるわざを
初めから終りまで
見きわめることはできない。」


永遠とは,神のことです。




(伝道4:9)

「ふたりはひとりにまさる。
彼らはその労苦によって
良い報いを得るからである。」


ふたりといるが,

一人よりいいと言います。


私たちは

神と共にいることで祝されます。




(伝道5:19)

「また神は
すべての人に富と宝と,
それを楽しむ力を与え,
またその分を取らせ,
その労苦によって
楽しみを得させられる。
これが神の賜物である。」



人間に与えられる良いものは,

神から与えられます。




(伝道6:12)

「人はその短く,
むなしい命の日を
影のように送るのに,
何が人のために善であるかを
知ることができよう。
だれがその身の後に,
日の下に何があるであろうかを
人に告げることができるか。」


神のない人生は,

むなしいものです。




(伝道7:16)

「あなたは義に過ぎてはならない。
また賢きに過ぎてはならない。
あなたはどうして
自分を滅ぼしてよかろうか。」


正しすぎるとはなりません。

人が自分で正しく

ありえないからです。

正しくされるのは

神への信仰によります。




(伝道8:15)

「そこで,
わたしは歓楽をたたえる。
それは日の下では,人にとって,
食い,飲み,楽しむよりほかに
良い事はないからである。
これこそは日の下で,
神が賜わった命の日の間,
その勤労によって
その身に伴うものである。」


楽観は

神が与えてくださるものです。





(伝道9:1)

「わたしは
このすべての事に心を用いて,
このすべての事を
明らかにしようとした。
すなわち正しい者と賢い者,
および彼らのわざが,
神の手にあることを
明らかにしようとした。
愛するか憎むかは
人にはわからない。
彼らの前にある
すべてのことは空である。」


すべての事は,

神の御手にあることによって

意味があります。




(伝道10:1)

「死んだはえは,
香料を造る者の,
あぶらを臭くし,
少しの愚痴は
知恵と誉よりも重い。」


私たちは自分が

賢いものと思うことがありますが,

誤りです。




(伝道11:1)

「あなたのパンを水の上に投げよ,
多くの日の後,
あなたはそれを得るからである。」


私たちには無駄だということも

神は意味を与えてくださいます。




(伝道12:1)

「あなたの若い日に,
あなたの造り主を覚えよ。
悪しき日がきたり,年が寄って,
『わたしにはなんの楽しみもない』
と言うようにならない前に,」


(伝道12:13,14)

「事の帰する所は,
すべて言われた。
すなわち,
神を恐れ,その命令を守れ。
これはすべての人の本分である。
神はすべてのわざ,
ならびにすべての隠れた事を
善悪ともに
さばかれるからである。」


私達の空,

むなしさを埋めるものは

創造主なる神だけです。


そして,

私たちは神を恐れ命令を守ることが

全てであると言います。


伝道1:1-3の

空の問いの答えは,

ここにあります。



2021-10-20


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