6つの神で装飾された木の棺。エジプトの考古学者たちによると、同国カイロから100キロほど南に位置するラフン遺跡には岩でできた墓が53基あり、これはその内部で見つかったものだという。
古代エジプト人は死後の世界で身を守ってもらうため、自らの棺に神々を描いた。この棺に納められている人物は 2500年前、第26王朝の時代に埋葬された可能性が高い。棺にはヒツジとタカを組み合わせた容貌を持ち、頭に太陽を乗せた神が描かれていることから、神々の王アメン・ラーの化身を崇拝していたことがわかる。
「ここは葬式を執り行う墓地だ。そのため、信仰と強く結び付いている」と、アブドル・ラーマン・エルアイディ氏は説明する。同氏はエジプト最高考古庁(SCA)の調査プロジェクトでラフン遺跡の発掘を行い、30体近くのミイラを発見して写真に収めた。
古代エジプト人は死後の世界で身を守ってもらうため、自らの棺に神々を描いた。この棺に納められている人物は 2500年前、第26王朝の時代に埋葬された可能性が高い。棺にはヒツジとタカを組み合わせた容貌を持ち、頭に太陽を乗せた神が描かれていることから、神々の王アメン・ラーの化身を崇拝していたことがわかる。
「ここは葬式を執り行う墓地だ。そのため、信仰と強く結び付いている」と、アブドル・ラーマン・エルアイディ氏は説明する。同氏はエジプト最高考古庁(SCA)の調査プロジェクトでラフン遺跡の発掘を行い、30体近くのミイラを発見して写真に収めた。