そして12月15日。
まず、昨日、床板を張ったサイド面と正面の根がらみの切り口を隠すために幕板を取り付けた。
ここまで終わればいよいよ仕上げに入る。
手摺りの下、束柱の間の空間に「筋交い」を取り付け、補強を施す。
2本の柱の間に斜めに張るので、根太と同じ幅90ミリ、厚さ45ミリの板を斜めにきれいに切断しなくてはならず、これがなかなか慎重を要する仕事だった。
2時間ほどの作業で筋交いは完成。
仕上げ中の仕上げは、前面の一角に開けておいた庭への降り口に取り付ける階段だ。
最低20センチ幅の板を加工するのが普通だが、板が庭土に接触する部分から腐れが進んでいくので底部は土に着かないようにしなければならない。
ということで最初に造ったデッキでもそうしたように、軽量ブロック(厚さ15センチ)を階段の芯にし、それを板で覆うやり方で作った。
一時間ほどかかって階段を取り付け、ようやく完了。
12月8日から15日まで、雨と所用でできなかった2日間を除いて約22時間で完成まで行った。
羽付束石、木材(すべて防腐剤注入)、75ミリ木ねじなど購入資材費は46000円ほど。これが同時に総工費である。塗装費はなし(防腐剤注入の杉材なので、表面塗装はしない)。