庭の葉ボタンに異変が起きている。
普通、葉ボタンの白系はキャベツ色のグリーンの中に白い部分が現れて、それが次第に大きくなって濃い緑色と雪のように白い中心部との対比が鮮やかになる。
その対比のまま年を越して、春になり中心部の白がどんどん盛り上がって黄色い花を付けるというのが普通なのだが、今年は2週間くらい前から白い部分の葉のふちにグリーンが出現し始めた。
そうしたらあれよあれよというままに緑の部分が白を浸食し、一週間ほどして全体が緑―白―緑というグリーンの二重丸になってしまった。
何ということだ、これでは正月の飾りとしてふがいない――そう思って呆れて見ていると、4,5日前から中心部のグリーンの中に、何とまた小さな白い部分が現れたのだ。しかも白というよりかは薄紅色に近い色合いを交えたグラデーションである。
いやはや、葉ボタンのこんな変化は初めてだ。
写真で見るように赤系のはグリーンに赤という一重丸形態は変わっていないのに、白系はどうしたことだろう。