鴨着く島

大隅の風土と歴史を紹介していきます

梅雨明け2021

2021-07-11 13:52:46 | おおすみの風景
今日の午前11時に鹿児島気象台は梅雨明けを宣言した。

今朝は8時から町内会の清掃の日で、班の前の道路(県道)の歩道と道路の境目の溝に溜まった泥と草とコケを、角スコップで掬い上げる作業を行った。

1時間半位で完了したが、暑さは相当なものだった。空を見ると半分青空でカンカン照りというほどではないが、湿度が高い。終わってみんなで近くの木陰に入り、清涼飲料でのどを潤したが、これが美味い!(ビールだったらなおよかったが・・・)

家に帰ってシャワーを浴び、扇風機で涼んでいると、庭のウメのことを思い出した。

最近散歩に連れて行くと、途中で首のあたりを掻いたり、胴の横っちょを器用に後ろ足で掻いたり、落ち着きがない。

まだ冬毛も相当に残っていることだし、というわけでウメを洗濯することにした。

今日は犬用のシャンプーをいつもより多目にたっぷりと付けて念入りに洗ってやった。なかなか気持ちよさそうである。

以前に飼っていたビータローはオス犬のせいなのか、シャワーを掛けるそばから逃げようとし、おまけにすぐ体をブルブルっとさせるので洗いづらいことこの上なかったが、このウメはその点おとなしくしてくれるので洗う方は大助かりだ。

洗い終わって水気をしっかりと拭いてやったら、昨日買ってきた新しい赤い首輪を付けて一丁上がり。ウメも嬉しそうに尻尾を振った。

それからまた居間に戻り、テレビを眺めていると、11時半頃だったか、「南九州は梅雨が明けたよう」とのアナウンス。外を見ると確かに上空はさっきの青さを維持している。

5月11日に梅雨の入りだったから、ちょうどきっかり2か月の期間だったことになる。平年より5日ほど早く、去年よりかは17日も早かった。

ところが同じニュースでは昨日から今日にかけて、鹿児島の川内川流域で線状降水帯による大雨で、浸水被害が出ているという。同じ鹿児島の北半分はレベル5の大雨警報、こちらは晴天で梅雨明け宣言。何かちぐはぐ感が否めない。

昔から夏の雨は「馬の背を分ける」というが、これまで経験したことのない気象現象が頻発しているので、ここは腹を括るしかないか。