今朝は曇りというかカスミがかかったような空模様だった。
昨日の夕方の天気予報で、大陸からの黄砂の飛散状況が示されていたから、おそらく黄砂だろう。
外に出ると西風が強い。毎秒10mはあるに違いない。大陸で発生した高気圧の気流の流れに乗ってゴビ砂漠から巻き上げられてやって来る黄砂は、冬の到来を告げる風物詩だ。
同じ大陸から到来するPM2.5は化学物質の塊だそうだから、これと比べれば何ということもない。ただ、洗濯物がほんの少し汚れるくらいだ。
風物詩と言えば、秋から冬にかけては何と言っても紅葉だろう。
我が家の庭には垣根に仕立てたのを除いて4本の紅葉があるが、西の狭い庭に一本だけある結構な高さになった紅葉がちょうど見頃となった。
午後からは西風が大分収まり上天気になった。狭い庭だから木洩れ日程度の日光しか照らさないのだが、西側の窓からその日差しを浴びていい具合に色づいたのが目に入った。
紅葉の根元に近い辺りには、例の夏から持ち越しの一本のアジサイの花(装飾花)が、以前より赤みを帯びてまだ枯れないでいるのが見える。
南側の庭のアジサイの花(装飾花)はすべて枯れ果てて、すっかり茶色に変色しているのに、根性があるとしか思えない。
もう少しすれば、赤が赤さび色になり、その内に茶褐色になってしまうのだろうが、葉の方も青々として枯れる様子はないから、もしかしたらこのまま年を越すのかもしれない。
昼から近くの荒物系のスーパーに行って6株のパンジーを購入し、娘の家の庭のプランター二基に以前植えておいたキンギョソウの苗と交換して植えた。
キンギョソウは切り花用だったので、プランターではなく地植えの方がよく育つようだ。
冬から春にかけての鉢花と言えば、やはりパンジーの右に出るものはない。