4月に入って曇り空か雨模様の日がとても多いように感じる。
一昨日も昨日も曇り空が続き、今朝は起きてみると小雨が降っていた。
鹿屋地方では米の早期米の田植えがほぼ終わり、畑作物では今まさにサツマイモの苗植えの真っ最中だ。
どちらも苗の活着には高温と水分が必要だが、こう雨が多いと田んぼの米の方はともあれ、サツマイモの生育にはもっと晴れの太陽が必要なのではと思う。
ただうまくしたもので、サツマイモの苗が植え付けられた当初は水分、つまり畑の土が湿っていた方が苗のためには良い。カラカラだと苗が干からびてしまうからだ。
それでも限度というものがあり、こう雨が続くと土の中の苗の茎が腐れてしまう可能性が高くなる。
昼頃の天気予報を見ると、沖縄から奄美を通り、南九州まで温暖前線が長く連なっている。このあともしかしたら間もなく沖縄から奄美諸島にかけて「梅雨入り」になるかもしれない。
我が家の菜園では春まきの野菜群の芽出しと定植が急ピッチだ。直播の春菊やリーフレタス、ツルなしインゲン、オクラ、スイートコーンなどは芽を出しているし、花の類も百日草やマリーゴールド、鳳仙花などがもう植え付けに適した大きさに育っている。
いま現在、花盛りなのは秋蒔きのキンギョソウとクレマチスだ。
キンギョソウは色とりどりで、濃い赤、薄い赤、白、ピンク、黄色など、白以外はほのかにグラデ―ションがあり、見ていて飽きない。
切り花として部屋に飾ると、日持ちがして良いものである。
また、ベランダに這わせているクレマチスがこの不順な天候にもかかわらず、これぞ満開という姿を惜しげもなく披露している。
一株だが、花の数は葉に隠れているものを含めて30近くあり、賑やかこの上ない。
5年前に鉢物仕立てのを買ったのだが、3年目から地に下ろして育てている。
花期がもう少し長いと言うことないのだが、贅沢は言うまい、いま一生懸命咲いているクレマチスに感謝!