鴨着く島

大隅の風土と歴史を紹介していきます

ブロッコリーの苗を定植

2024-10-04 09:35:40 | 日記
台風10号が襲来する8月24日、25日ごろまで、今年の夏は暑さもだが、8月に入ってからはほとんど雨らしい雨が降らず、菜園もカラカラ状態だった。

だから――台風10号が雨をもたらして乾燥状態から解放される上に、通過とともに西風が吹き込み気温もぐっと下がるのでは――

と期待して播種したのが秋冬用の野菜と葉ボタンなどの花だったが、あに計らんや、通過後は再び猛暑がぶり返し、蒔いた種のほとんどは高温障害のためやられてしまった。

特に葉ボタンとブロッコリーは全滅だった。そもそも葉ボタンにしろブロッコリーにしろこれらはアブラナ科の植物だから、寒さにはめっぽう強く、少々遅蒔きにしても十分間に合うのだった。

どうも園芸店(自分の近所の店では園芸コーナー)に同じものが並ぶのが早過ぎるのだ。それにつられて「ああもう苗が出ている。早くしよう」とばかり、さっそく種を買って蒔くという仕儀になるのだが、これが曲者だ。

園芸店に苗ものを卸す栽培業者はやはりプロだから、真夏の超暑い日を避けるための創意工夫が仕組んである。ハウスの中に寒冷紗や冷風を送るような機材が揃った上での早まきなのだ。

あの台風が過ぎて1か月後の9月の末の頃から、ようやく朝晩は20℃台の前半、昼間も30℃を下回る日が続いている。

ブロッコリーも葉ボタンも播種はあきらめ、昨日、近所の資材店の園芸コーナーでそれぞれ6株ずつ苗を買って来た。

今朝は少し雨模様だったが、まずはブロッコリーの苗を菜園の畝に植え付けた。
苗の高さは約20㎝、1か月半前に蒔いた種がうまく成長していれば、こんな大きさになっていたはずだ。

支柱は家の周囲に「ヒトツバ」(高野槙の一種)を植えた時に支えとしたイボ竹という資材の一部だ。20年経っているので半分に折れたりしているが、野菜の支柱にはちょうど良い。

しかしちょっとした台風ならやり過ごせるが、本格的なのが来たらアウトだ。来ないことを切に願う。

10号台風が来る直前に蒔いたダイコンも、通過後の猛暑でせっかく発芽しても葉に枯れジミが点々と現れる高温障害だったのだが、放っておいたら何とか持ち直して来た。やはりアブラナ科は冷え込みが成長を促すようだ。
今は虫食いとの戦いだが、間引きをしてみそ汁かサラダには使える状態にはなっている。

二列のうち左手のがおろしや煮物に使える「ダイコン用」なのだが、せいぜい成っても「チュウコン」か下手をすれば「ショウコン」だろう😓

ダイコンに関してはこれとはまた違った種類の種を買い、別の畝に蒔いたが、今度のは何とかなりそうだ。