去年の年の暮れに「坐骨神経痛」を発症したが、約一か月、銭湯で低周波風呂、いわゆる「電気風呂」に浸かったところほぼ坐骨神経痛は解消したのだが、それの後遺症だろうか、右膝の痛みが始まった。
この痛みは坐骨神経痛に比べればずっと楽なのだが、朝起きてからしばらくすると歩くたびに痛みが始まり、正座は無論のこと胡坐すらかけなくなった。
椅子に腰かけていれば問題ないのだが、立ち上がる時や段差を越える時にはチクチクと痛みが走る。
階段では上りは何とかなるが、下る時に膝の裏が痛んで困ったものだった。
2月の半ばまでの約1か月は整形外科の医院に通い、「変形性膝関節症」の診断のもと、電気治療と右膝のリハビリを受けたのだが、治療を受けた直後は寛解するものの、あくる日になると元の通りになった。
そこで新聞に膝の痛みに関してはよく広告が載っているA社やD社の「最初の1か月分は半額」とか「1か月分何と○○円」というのを試してみた。
このような膝の痛みに聞くというグルコサミンやコンドロイチンとかいう成分の入った錠剤を、2月末から一日に6錠から8錠飲み始めたのだが、2か月後の4月末になるとだいぶ楽になった。
朝起きてから30分もすると歩くたびにかなりの痛みが出ていたのが、ようやく痛みのレベルが違って来た。
そしてさらに2か月後の6月末になると、朝起きてからの痛みはほぼなくなり、そのまま一日中痛むことなく過ごせるようになった。
今日はとある温泉に入り、帰りに休憩所でテレビなどを見て1時間ほど過ごしたのだが、畳の部屋なので胡坐をかいていたのだが、膝の痛みは無かった。
また右足を左足に乗せて足を組む際には膝がちくりと痛んだのがそれもなくなった。(※だが、それでもまだ正座は無理である。)
何にしても日常の無理のない動きであれば、膝の痛みから解放されたというのは大きい。
犬の散歩でも、菜園の耕作や植え付けでも、長時間でなければ元の通りにできるようになった。
「変形性膝関節症」は膝の軟骨部分のすり減りによって痛みが出るらしい。軟骨が回復したのかどうかは分からないが、もう少しかの錠剤のお世話になることにしよう。