うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

春アニメ最終回③

2014年06月21日 18時45分42秒 | アニメ
今の仕事始めてから3か月がもうすぐ経とうとしておりますが、なんか一週間が長く感じる・・・忙しいと短く感じる、ということは、前の仕事と比べて忙しくない、ということなのだろうか。確かに内容的には楽ですけどね。でもなんか窮屈な感じがする。そんな訳で最近は、転職先を探してます(苦笑) 探している時間の方がすごく短く感じますよ。同じ1時間でも。

それはさておき、家での時間は前の仕事の時より通勤に時間がかかるので短いです。なのでちょっとアニメチェックも急ぎ足ですが、これは趣味なのでばっちり時間はとります(笑)
『ピンポン』:青年誌でおなじみの卓球漫画のアニメ化。以前は実写で映画化してましたね。ストーリーは高校一年生の、主人公の通称ペコとスマイルの二人を中心とした、卓球青春ストーリーというべきかな。特に『青春』といっても、勉強とか恋愛というよくあるストーリーではなく、ただひたすら卓球の話が主軸の話なんですが、あえて『青春』という言葉を持ってきたのは、卓球を通じて友情とかライバルとか挫折とかが、凄くしっかり描かれていたところから、そう思いました。
一瞬おちゃらけに見えるペコも、試合で完敗してから挫折し、一度は卓球を離れかけるけれども、やっぱり好きなことには変わらず、あえて一から修業し直し、地区大会で優勝するまでに立ち直って、一方地道に努力を重ねたスマイルも、感情の幅が極端に狭いけれど、ペコと一緒に卓球をするときだけ、心から楽しそうに笑う。主人公二人が対照的なんだけれど、いい意味でお互いの存在が欠かせない、そんな成長ストーリーでもあって、奥深いものがありました。
物語自体はペコの優勝で、その数年後の後日談みたいになって終了しているので、流石にこの続きはないと思いますが、ちゃんとみんなそれぞれの道を歩んでいる発展的な感じ(風間君だけはちょっと違うけど)で円満終了してよかったです。面白かったです。
『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』:原作はライトノベルズでした。主人公は家業を継ぐことを拒否したために勘当されて、学生特区の『七重島』にやってきた八真重護君。下宿先の安アパートに入居できたはいいが、そこには過去に何者かに殺されて地縛霊になった龍ヶ嬢七々々という女の子がいた。彼女の境遇を知った重護は七々々が生前に収集した特殊な力を持つ秘宝「七々々コレクション」で彼女を殺害した犯人を見つけるため、七重島第三高等部の冒険部に入部し、数々のダンジョンに挑む―――という展開のストーリーでした。
まだ原作が連載中、ということもあるのですが、いまいち物語の着地点が見えずらかったかな。というのも、目的としては七々々を成仏させる、というものがありながら、肝心の本人である七々々があまりその件に興味がなく、積極的な姿勢が全然なかったからだと思います。主人公の重護は必死なんですが、ヒロインでありながら、あくまで七々々は傍観者に徹していて、重護に助けを求めるでもなく、かといって見放すわけでもなく、というポジションのまま。そしてコレクションを手に入れても、それが何か大きな役になっているところがあまり見受けられず、これまた宙ぶらりん。宝の持ち腐れ、というわけではないんでしょうが、できたらもっと手に入れたお宝が次のステップに役立った、とか、それまでの行動にちゃんと意味があった展開が欲しかったかな。
最終回では、七々々が成仏したいのかどうしたいのか?という、先のポジション的な問いに対して、「殺した相手を懲らしめて、成仏したいと思っていたけれど、今はみんなの姿を見ているのが楽しい」という答えが出たところはスッキリしました。2期やるかどうかはわかりませんが、できればもうチョイ展開に工夫が欲しいところです。
『僕らはみんな河合荘』:親の転勤により、食事付きの下宿「河合荘」で一人暮らしをすることとなった宇佐君。同じ高校のあこがれの先輩である河合律もそこで暮らしていた。あこがれの先輩に少しでも近づこうと努力する宇佐くんだったが、律先輩は読書没頭の人付き合い苦手で、なかなか相手にしてもらえない。その上河合荘には、ひと癖もふた癖もある住人たちがいて、宇佐君の努力が報われる日が来るのか―――というアニメでした。原作は漫画ですね。宇佐君と律ちゃんの二人を軸にしておりますが、「河合荘」というだけあって、学校よりはむしろ下宿先の日常生活の中でのドタバタが中心でした。というか、おもに宇佐君がいじりまくられる展開でした(笑) でもその中で、少しずつですが律ちゃんの心が開いて来て、好意とも取れそうなところまで、話が進んだので、よかったね、宇佐君…努力が少しずつ報われてるよ・・・でも報われかけたところでアニメ終わっちゃったよ・・・
ちょっと下ネタ展開な表現もありましたが、理不尽な展開はなかったので、気楽に面白く見れました(^^)
『悪魔のリドル』:ミョウジョウ学園に存在する、特別な時期にしか開講されないクラス・10年黒組。そこに、1人の女子高生:一之瀬晴を暗殺するべく12人の女子高生が刺客として集められた。10年黒組へ編入した東兎角は、何故か守護者として彼女を守り、暗殺者11人と対峙する決意を固める。
そして次々と襲いかかる刺客と戦い、勝利していくが、何故晴を守ろうとするのか―――実は晴には人が思うがままにあるいは意図せぬ無意識のうちに人を引き付け魅了し、支配し操るプライマー・フェロモンというものを持っており、彼女が危険になればなるほど、その力を発揮するため、理事長がこの暗殺教室を開校したことが判明。兎角もこのフェロモンに操られたが故に、晴を守ろうとした、と思われたが、「フェロモンとは関係なく、自分の意志でもって晴を守ろうとした」ことを証明するために、己が手で晴を刺す。だが寸でのところで、晴の肋骨に置換されていたチタンが晴の心臓を守り、晴は危機一髪で命が助かる。無事にただ一人黒組を卒業した晴は、フェロモンの力ではなく、心からの親友となった兎角とともに、学園を後にする―――というストーリーでした。
高河ゆん先生の原作だけあって、最後の最後でのひっかけが面白かったですね。なぞなぞにあつらえたストーリー展開もでしたが、何よりアクションがすごかったです。登場人物の女子高生がみんな暗殺者だということもあって、結構ハードな展開でしたね。でもふつうあれだけの怪我を追ったら、生きていないな~と思っていたのですが、どっこい全員生きていました。もう暗殺から足を洗った子もいましたが、中にはまだ暗殺家業をしている子もいましたけれど、多分みんな「誰かの意志」ではなく「自分の意志」で進んでいるかな。そこはよかったです。
キャラデザもみんな個性的ですが、何より凄かったのは、エンディングが毎回違っていて(その時のアサシン役のキャラがEDを歌っていて、映像もその子中心)、スタッフさんのすごいパワーを感じました。
『Selector』:最近多いカードゲームのあにめですが、珍しく女の子が主役。主人公は転校して以降、なかなか友達ができなかった中学生・小湊るう子は友達作りのきっかけにしようと「WIXOSS」のカードデッキを兄からもらうが、その中にあったカードの中のルリグが動き、その瞬間、るう子はWIXOSSのプレイヤーの中でも特殊な、「勝ち続けると、無限少女となって願いがかなう」という「セレクター」となる。
やがて街中でバトルを挑んできた遊月や友達が欲しかった一衣らと友達になるが、無限少女になることを願う少女たちから嫌がおうにも過酷なバトルに引きずり込まれる。セレクターは勝ち続けると無限症状になって願いがかなうものの、その一方で3回負けると願いに関する記憶を失ってしまう。そんな中、親友の一衣がバトルに負けて自分たちとの記憶を失い、苦しむ様子を見て、るう子のバトルに対する気持ちが揺らぐ。そして無限少女になった遊月から、「無限少女になると、セレクターはルリグとなってカードに閉じ込められてしまい、セレクターが使っていたルリグがセレクターの代わりに願いをかなえる」という事実が発覚。そのことがきっかけで、夢のなかったるう子は「自分が無限少女になったら、すべてのルリグを解放する」という目的をもって、最後の伊緒奈とのバトルに挑むが、願いをかなえるとるう子と離れてしまうと思ったタマとの気持ちの相違から願いの成就に失敗。逆に伊緒奈が無限少女となってしまった―――というところで終了でした。
他のカードバトル漫画と違って、願いが叶う=本人はルリグになってしまい、そこから出られないというあたり、どこか『魔法少女まどかマギカ』みたいな暗い犠牲が付きまとう話で、決して明るくなかったですね。願いが消えて苦しんだり、願いが叶ったと思ったら、自分ではなくルリグが自分の代わりに叶えてしまったり、欲望の果てに自分自身を壊してしまったり・・・正直『救い』がなかったですね。ただ今度秋に続編が出るとのことなので、前向きな話になっていくのかな。唯一の救いは一衣の記憶が戻った、ということくらいと、すべてに対し無気力だったるう子に目的ができた、ということですけれど、その目的は果たせないままになってしまいましたし。二期では明るい展開を期待したいです。

さて、今夜も最終回があったかな。チェック忘れんように見ていきます。

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