お盆前から宮城県にようやく震災復旧に来ています。
仙台空港も7月末に開通しまだ一部機能が回復していませんが
空港外は震災の爪痕がハッキリ見て取れます。
テレビで仙台空港の津波をよく目にし、テレビ上はゆっくりとした
津波のようでしたが、現地を見てみると半端ではなかったことが見て取れます。
自分も、よく磯に立ち波の押しの強さはよく知っているつもりでしたが
これほどとは思いませんでした。
何度か、震災前に宮城には仕事で来ていますが、全く面影がありません
仙台空港で3mでしたが、空港周辺はまるで戦争の跡のようです。
一切何もありません、流されています。
路肩に車は転がったままで、かろうじて残っている家も住めるような状態ではありません。
その後、宮城野区付近で震災復旧を継続して行っていますが
お盆前に一度福岡に帰る事となり、空いた時間に周辺を見てきました。
本当に、状況は深刻です・・・・
ハエがものすごく、匂いがキツイところも多々あります
以前を知っているだけに言葉が出ません。
仕事先のお客さんも、まだ行方不明の方がいます。
震災当時、お客の構内体育館の2階に避難したそうですが
8m以上の津波で体育館の2階にもガラスを破り津波が押し寄せ
100人以上避難していたそうですが全員一度流されたそうです。
カーテンにしがみついた人や、叫びながら流されていく同僚が目に焼き付いているそうです。
その後、体育館隣の砂浜に何人も遺体であがっていたそうです、、、、
私たちの震災復旧がどれだけの効果があるのかは解りません
しかし、被災地の方の明るい笑顔が一番印象的でした。
大丈夫ですか?と、ちょっと聞いていいものか迷いながら聞いてみると
「悩んでも進むしかないしねぇ~、というか悩んでもしょうがない
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」
と言われこちらがハッとするほどです。
東日本大震災からの一日も早い復興願い、今日から操業開始です。