ツバキ文具店シリーズ1～ツバキ文具店～

鎌倉で
小さな文具店を営むかたわら
手紙の代書を請け負う
ポッポちゃんこと
雨宮鳩子に
今日も風変わりな依頼が舞い込みます
友人への絶縁状
借金のお断り
天国からの手紙…
身近だからこそ
伝えられない
依頼者の心に寄り添ううち
仲違いしたまま
逝ってしまった
祖母カシ子への想いに気づいていく
大切な人への想い
「ツバキ文具店」が
あなたに代わってお届けします

映画「食堂かたつむり」の
原作者小川糸の小説で
NHK総合「ドラマ10」枠
2017年4月14日から6月2日まで
放送されているので
御存じの方もおられるかと…
鳩子役を
多部未華子さんが演じれおられました
　　　　　　　　　　


旧所名跡は
当然のことながら
男爵に連れられて
ポッポちゃんが向かう
六地蔵近くの
バーとか
鰻屋さんとか
リアルに
登場しているので
読みながら
想像を膨らませていました

生前
カシ子さんと
心通わせることは
叶いませんでしたが
カシ子さんが
紡いでくれた
人達との繋がり
代書屋家業を再開して
新たに出会った
人達との繋がり
それらが
まわり回って
巡り巡って
少なくとも
ポッポちゃんは
カシ子さんの
心の葛藤・喜び・悲しみ
愛情を知ることが
出来たと言うか
わかって良かった
と思うのであります

季節は春
バーバラ夫人の庭に咲く
桜を愛でるために
老若男女
様々な人達が集い
飲み語らうシーンは
とても心地よかった

カシ子さんに宛てて
ポッポちゃんが
長い長い手紙を書きます
も～
涙なしでは
よめない！

ポッポちゃんと
モリカゲさんと
Qちゃん
三人の関係が
とても気になるのですよ！
続編
出てるんですよ！
『キラキラ共和国』
ただ
文庫になってないんで
読めていません！
はやく文庫化してぇ～～

どうしょうもなく
誰かに
直筆の手紙を
書きたくなってしまう
そんな一冊