やっとこの手にできました
‘千里眼’新シリーズ
待望の書き下ろし~
岬美由紀の衝撃の過去が明らかになり
彼女自身が罪に問われた裁判が結審してから数カ月後
最高機密を搭載したフランス空軍機の墜落を
阻止するために疾走するオレンジ色のガヤルドの姿があった!
世界中を震撼させた謎のステルス機アンノウン・Σの出現と
新種の鳥インフルエンザの大流行
一見関係のない事件に隠された陰謀に
いまだ不安定な精神にさいなまれる美由紀は
いかに立ち向かうのか…
世界を転戦するF1レースと
ヴェルガ・ウィルスの拡散状況に
奇妙な一致を見つけた美由紀は
自らマシンのハンドルを握りレースに参戦する
卑劣な妨害や不審な事件が相次ぐ中
驚異的な動体視力を用いて勝ち進む彼女の前に
謎の組織ノン=クオリアが立ちはだかる!
彼らが実践した「マリーの部屋」の人体実験とは?
そして美由紀がただ一つ見抜けない
愛の感情がもたらしたものとは?
今、新たな物語が始まる…
前作
「千里眼 美由紀の正体」で
美由紀の隠された真実が明らかにさました
小説とは言え
読み進めるが非常に耐えがたかった…
が
今回の作品で
美由紀は
困難な局面に身を投じ
事件解決と共に
自身の活路を見出します
色んな意味で
美由紀が
再生を果たします
他人の幸福を願うだけでなく
自分自身も幸せになりたい
と願えるようになった美由紀に
よかったね
と
声をかけてあげたくなる一方で
今後は
少なくともF15やミグに乗り込む
スリリングな空中シーンは
なくなるだろうか…
それはそれで
美由紀にとっては
幸せなことなのかも…
でも
美由紀の戦う姿も
気高く美しい
なんて思ってします
一ファンとしては
複雑な心境です
しかし…
メフィスト・コンサルティング
だけじゃなく
ノン=クオリア
なんて言う
とんでもない組織まで登場して
この先
どうなってしまうんでしょう
今回も
執筆活動に入る前に
当然の事ながら
医学・軍事・動物・F1等々について
お調べになるのでしょうが
松岡圭祐氏の
その知識豊富さには脱帽
そうそう
専光寺雄大さん
再登場
希望します