田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

さいえんの 口伝求め 千曲小諸へ

2008年04月22日 | 日記
4月22日(火) 快晴 雲ひつない青空 しかし、 春霞が強く表れている

4月も下旬に入り・・・・初夏を思わせる陽気になると云っているが?
暖かな朝、朝飯を終えたあとは片付けをして生ごみをバケツに入れ米ぬかを振りかけておく。
これは夏場は野菜クズなどが多いのでダンボールの堆肥作りをコンポストに替えた。
11月頃にはダンボールの堆肥に替えようと思うが、思案中!!
ダンボールは簡単に持ち運びができるのでイベントなどで紹介するのに続けておくと都合がよい。

庭を廻ると白樺の木に葉が出ていないのに花のつぼみ?と言うか、房状の物が沢山ぶら下がっている。
敷地の中に8本の白樺があるが、花芽をぶら下げているが6本、残る2本はまだ新芽も出ていない。
よく観察すると根元の部分に根が土から見えるところがあるが、それが赤いのだ。

(太陽の直射光が当たり見にくくてゴメンナサイ)
根元から上を見上げると白樺の花、房状のものが沢山着いている。
これは一年おきに咲くのか、去年はあまり目立たなかった。
7~8本植えてある木を見ると6本に花房が着いている。
この房は真冬になっても残り、実が付いているのか小鳥がぶら下がりながら盛んに啄む姿をみることができる。
今はまだ堅く土筆の出始めのようだがやがて沢山の薄く丸い板に糸を通してぶら下げたような状態になる。


午後は小諸のJAで第11回目の元気塾が開かれる。
会場にはギリギリに入ったが、このところ3回も連続して休んだためいろんな人から声を掛けられた。
今日の講師は細井千重子さん、演題は『家庭菜園づくり』となっている。
会場は細井さんが持ち込んだダンボール堆肥の臭いで少々きつい。

相変わらずの早口で話が飛びレジメの通りには進まない。
彼女の持論は“地産地消”365日畑のものを食べる!!のだ。
また、『土が荒れれば人も荒れる』と諺がどんどん出てくる。
“畑の残渣は燃やさない”“土から生まれたものは土に帰す”それぞれに納得することばかり・・・・
旬のものを食べること、地の中に出来る丸いものと地上で尖ったもの、地の中で尖ったものに地上で丸いもの
それぞれを組み合わせて食することが薬膳につながるという。
野菜は草・果物は実地から生まれてくる物を無駄なく食して地に返し、人が食せぬ物は小動物(鶏、ウサギ)に与え、排出物は地に戻す。
全くその通り、理路整然としているが、口からほとばしる会話は四季の菜園のごとく百種百品ドバッと出てくる。
あっと言う間の2時間を30分過ぎて閉会となった。
帰りに千曲川沿いを走ると桜は既に盛りを過ぎているようだ。
振り返ると山裾から見る浅間山とはひと味違った勇姿が迫ってくる。

夜は9条の会に出向く。
6月23日午後7時~ 講演会を開く企画を練った。
演題は『市町村合併が地域にもたらしたもの』講師は佐久市議員(望月)伊藤盛久氏となっている。
大勢の方に聞きに来ていただけると嬉しい。
コメント (1)
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