雨のち晴 人生もこのようにありたい

１０月１日（水）　雨　午前中に上がる　午後は晴　夜　快晴

目覚めるとまた雨、昨日のように二度寝するととんでもないことになるので・・・・
起きるとまだ暗いが、今日の予定はお流れになる。


予定では９時半から田舎暮らし協働農場を立ち上げるというＹＴ氏と面会することになっている。
かれも大きな会社をリタイアしたので、田舎暮らしを始める人と無農薬の畑を作っていきたいと云う。
畑仕事の素人の俺に声を掛けてくれたのは田舎暮らしの先人だからと言う。
役たたずと神様が知っているので前回に続き２回も雨でオジャンとなっている。
次は何時の日にか会えることだろう。

午前中は夕べの町づくり研究会役員会で協議した提言書の清書をして再び校正をして貰うため役員にメールで送った。
昼頃には雨が上がり青空が見えてきている。
気分転換に散歩に出るとミョウガの葉の咲きに“キタテハ”が身体を温めていた。


コスモスも盛りを過ぎたのか、なんとなく淋しい風情を漂わせている。
花も全て開き花粉が少なくなっているところへミツバチがきていた。
翅が薄いガラスのように透けて見えるが、これほど繊細なものとは思わなかった。


遅めの昼飯はホットケーキだという。
久し振りの登場だが・・・俺の焼き方が巧みなのかきれいに焼き上がった。
サラダはほうれん草の間引いたものと昨日Ｙさんにいただいた菅平のレタスと隣の集落のＵＹさんの畑で摘んだトマトだ。
美味い、粉食は俺の性に合っているようだ。

午後は青空が広がったのでまた庭を歩く。
紫式部ならぬ“シロシキブ”が初秋の庭の風情に避け込むようになってきた。


近くのシャラの木ではまるまった葉の中に虫が沢山固まっている。
近くを見ると広がっている葉の上を歩いている同じ虫がいた。
カメラを近づけると直ぐに葉の裏へ回り込む・・・
後にネットで調べると“アカスジキンカメムシ５齢幼虫（キンカメムシ科）”と言うそうだ。
http://members.jcom.home.ne.jp/fukumitu_mura/kamemushi3_.html
成虫になると緑のきれいな姿に変わるらしいが、このまま越冬するのだろうか？


裏の山の際に行くと風に載ったキンモクセイの香りが漂う。
もう花が開く次期になったのか？
東京武蔵野市の住宅街ではでは１０月の末にこの香りが庭から風に載って辺りに広がってきたようにきがするが・・・・


３時を過ぎるとここ山裾では西の山に太陽が遮られて日陰になってくる。
朝は空一面に重たい雲が広がっていたが今では雲一つない広い空が表れている。
浅間山は雨が噴火口に集まり水蒸気となって白い噴煙を立ち昇らせている。


雨のち晴　人生もこのようにありたい