田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

雨を避けながらも 庭を一廻り

2012年05月15日 | 日記

5月15日(火)  雨   おともなくしとしとと降る  静かな一日

予定とおりの雨、しかも、しとしとと降る五月の雨は新緑を一層際立たせてくれるので好きな雨だ。午前中、一頻り雨音が強くなり、我が家の“雨だれ水琴窟”も消されるほどだったが、やがて霧雨に変わったので庭にでた。

スズランは昨日のような透き通った香はないが、その代わりアノ芳香を水玉に溜め込んでいる。この花の表面はつるつるしたように見えていたが、雨粒を沢山付けることは表面に細かい毛が生えているのだろうか?晴れたときもう一度調べて見たくなった。

 

錦木の植え込みのある下ではホタルカズラが繁茂している。この花は雨が嫌いのようで殆どの花は下を向いていた。花が開く前の蕾の時は紅い色が見えて、花を開くと青色一色になる。開花して数時間か翌日くらいには赤い色に変色する部分が見える。錦木の葉が密になっている幹の下にある花は上を向いていた。雨が嫌いなのではなく、濡れるのが嫌いのようだ。

長靴を履いてきたので庭を直線的に横切り、西側に廻る。ここは白樺レストランの近く、昨日の草刈りでもこの一帯は草を刈らなかった。爪草やクローバー、ナズナ、他にも名前のしらない草が沢山生えている。今年は気温が低いので草たちも丈を低いまま花を開く準備に入ったようだ。ハルジオン、ヒメジオンちょっと見ではどちらか解らないが、赤い花と白いのが咲いている。赤だから姫と云うことではなく、ヒメジオンは茎を切って芯が中空になっている。しかし ・ ・ ・ 寒い冬をジッと地中で耐えたのだから、ここで首をちょん切るわけにはいかない。

近くでは何種類もの水仙が混ざり合って植えられたところで、口紅水仙だけがあとから花を開いた。しかも、一本だけ。この種は植えたときには沢山あったように思うのだが、ここに移り住んで直ぐに、町の北部にある集落のIさんがもって来てくれた。彼女は今、どうしているか?だいぶ高齢になていると思うが ・ ・ ・ 

一廻りをして、入口の風知草が植えてあるところにくると、雨水で上から種を運ばれた、西洋オダマキが咲き出している。いつもなら、背が高く少しの風でも軸が折れてしまうのではないかと思うほど揺れるのだが、今年は寒さのために短く、沢山の花を着けた。コンクリートの隙間に根を張ったが、上から流れてくれるので栄養分が具合がよいようだ。

コメント
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