田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

雨音と陽だまりの安息日 虫たちの季節の移ろい

2013年11月04日 | 日記

11月4日(月)  雨   北からの風と共に雨も上がる 雲と日差しの鬩ぎ合い

宵越しの雨も陽が昇るにつれ雨音が消え 北から雲が押される

太陽の温もりが草木に降り注ぐと虫たちはその場に止まりじっと暖かさを蓄える

蜜を吸うヒメアカタテハ 秋色の葉にツマグロヨコバイ 霜月には姿を消す女郎蜘蛛

幼虫で越冬する我が子を見守るのか長い毛足の外套を纏ったベニシジミ

 

 霜月の空気を読み取るためアンテナを張った女郎蜘蛛

彼女は毎年忽然と姿を消す

姿を消す基準は木枯らし 氷雨 何を基準にしているのか

靡かせた糸を風にのせる それとも 地面の落ち葉に身を伏せるのか

広葉樹の秋色が黒ずむと針葉樹に秋をバトンタッチ

金色の雨を降らせる落葉松の出番が来る

コメント
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