神奈川絵美の「えみごのみ」

好きなもの、似合うものが変わってきた

先週末は神奈川某所へ取材。


仕事の定番、チャコールの「スーツきもの」に
2年ほど所在不明になっていたことがある
「ルバースさん」ことルバースミヤヒラ吟子さんの、首里花織の帯。
帯締めは平田竹峯さん。

上半身と後ろはこんな感じ。

少しキリッとしたテイストで。

さて、昨秋

武相荘でのお茶会に着て行った、正倉院文様をアレンジした訪問着は
私が38歳のときに買ったもの。

これとほぼ同じ時期に入手したのが

上のスーツきものに合わせた帯揚げでした。

いずれも、30代、40代のときには出番がなく
50代でようやく……。

ここ1年ほどの間で、好みや似合うと思うものが
変わってきたような気がします。

だからといって、断捨離ができない言い訳にするのもどうか、と
思いますが

歳を重ねる愉しみは、こんなところにもあるものですね。

コメント一覧

神奈川絵美
Tomokoさんへ
コメントありがとうございます
ルバースさん、お亡くなりになっていたのですね。
Tomokoさんの書き込みで知りました。
ネットで調べたら、脳出血とのこと・・・偶然、
脳神経外科の案件がキックオフしたばかりで・・・
胸が痛みます。
国展で毎年のように、作品を拝見していたので、
寂しい限りです。

>着たいものに対する変化
わかるような気がします。裏腹に
自分の内面から醸し出されているものも
変わってきているのかも知れませんね
Tomoko
私も四十代、五十代になるにつれ、似合うものというのか、気持ちが求めているものというのか、着たいものに対する変化を感じます。この世代はみなさんそうなのでしょうね。この先もまたどう変わってゆくのか楽しみです。
昨年暮れになってルバース・ミヤヒラ吟子さんの訃報には驚きました。お持ちの帯はこれからも宝ものの一つですね。
神奈川絵美
風子さんへ
こんにちは
おっしゃる通りですね。
これは私の偏見かもですが、何だか洋服よりも
和服の方が、顔写りなどの「しっくりくる加減」を
敏感に反映するような。

落ち着いた色目も、華やかに着こなせたら
いいなーと思っています
風子
ほんと そうですね。
なにがどう、とはいえないけれど しっくりしてくる、その反対に なんかおかしい、、、。
いまは地味目なものが、似合ってきたとお感じなのかもしれませんが、そのうち また きれいめなものが合うようになったりします。

とても面白いです。
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