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神奈川絵美の「えみごのみ」

芸術の秋、クラシックへの回帰

今年の秋は……

第18回ショパンコンクールが終わってからというもの
午後3時のティータイムは毎日のように
出場者の動画鑑賞三昧。

というのも、2位の反田恭平さんのファイナルの演奏
ピアノ協奏曲ホ短調を動画で視聴し、
あまりのブリリアントさに感銘を受けて。

ショパンで、この衝撃は

小学生のころ親に買ってもらった
中村紘子さんのベストアルバムで
初めて幻想即興曲を聴いたとき以来かも……

その後、受賞者リサイタルで披露された
英雄ポロネーズも気に入り、絶賛、リピート中。

Kyohei Sorita / Recital of the Laureate of the 18th Chopin Competition


私には専門知識がないので、あくまで素人の感想ですが
ひとことでいえば「華やか」。
ポジティブオーラで目(耳?)がくらみそう。元気が出ます。

ほかの出場者のピアノ協奏曲や英雄ポロネーズも聴いてみたのですが
私でもはっきり、違いがわかるほど、本当にみなさん個性派ぞろい。
カナダの優勝者の方はノーブルで音がキラキラしていたし
4位の小林さんは丁寧で落ち着いた感じ。

ピアノによっても、響きが違うのかも知れません。
弱冠22歳の牛田さんは、繊細、耽美的で内面から歌うような奥深さを
感じました。英雄ポロネーズはたぶん、私は押しの強いスタイルが
好きなのかも、で、好みとしては反田さんに軍配、なのですが…。

過日のレッサー・ユリィ(絵画)といい、
この年齢になってわっと心を掴まれるような経験は
本当に嬉しいものだなあと思います。

そうしたら

ナイスタイミングで音楽友から

来年3月 牛田智大さんのリサイタルのお誘いをいただきました。
(いつの間にか大きくなって……)
今から、とっても楽しみです。

コメント一覧

kanagawa_emi
Tomokoさん、こんにちは! 私はガジェヴさんは「カワイの人」で
覚えていました^^; ホント、ピアノの音色でずいぶん、受ける
印象も違いますよね。
クラシック通の人にとっては、PCの音質に物足らなさも
あるかもですが、でもこうして、世紀の(!)国際コンクールがおうちで気軽に楽しめるって、すごい変革だなあと
思います♪
Tomoko
初めてショパン国際ピアノコンクールを追いかけてみました。あれが無料で連日配信だなんて。 おかげさまでクラシックビギナーにも、とても楽しい日々でした。
牛田さん、残念でしたね。 私は個人的には、反田さんと同二位のアレクサンデル・ガジェヴさん(カワイのピアノの音色が好みなので)が好きだなあと思いました。いつか聴いてみたいです♪
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