また、子供に逆戻りしてしまったみたいだ
寂しくてしょうがない
ここ何年かの経験で・・
人が寂しいのは当たり前・・それは、自分で受け入れるしかないのだと
少しは、成長したような気持ちになっていたのに
イカン・・・また・・精神年齢だけ幼児に逆戻りした
フウやちゃーの喪失・・・その不在が寂しい・・
でも・・それだけではない何かが・・私の心に重くのしかかっているのを感じている
私は・・もともと・・自分の消滅・・何も感じれなくなることが
幼児の頃から・・発狂するほど・・怖かった
だから・・・目を背けていた
そして・・・この年になって
つちびとを作ることで・・そういったことも・・ゆっくり受け入れられるようになったらいい・・
そう・・おもっていた
それが・・・たてつづけに・・
この胸の上で・・・
皮膚一枚を隔てただけで・・二つの命が・・・
さっきまで生きていた・・二つの命が・・動かなくなった
そして・・それ以来・・どこをさがしても
彼らのぬくもりを感じることが出来ない
境目の瞬間を・・・体で感じた
そして・・彼ら二人に・・自分が重なる
こうして・・私も・・・いなくなるんだなあ
さっきまで生きていたものが・・・いなくなる瞬間を・・体感したことが
つくづく・・それを・・・実感させた
私の心を侵食する無常観
頭では・・わかっているのだ
だからこそ・・生きている今の時間を大切にと
でも・・・そんなきれい事では、追い払えない・・虚無
ああ・・私は・・また、迷子の幼児に戻ってしまった
むかし・・むかし・・母に
｢死んだら、どうなるの？｣と泣いて尋ねた・・・私
そして・・その答えをもらえず・・・ずっと迷っている私
泣きじゃくって・・泣きじゃくって・・・
誰かのぬくもりを じかに感じることで・・今生きていることを・・感じたい私
ぜんぜん・・変われてなかった
でも・・それが・・叶わぬ願いだから・・・
私は・・まだ、生きれていますか？
その答えが欲しくて・・たぶん・・つちびとをつくる
それを実感したくて・・・個展を開く
あと・・何回開けるかわからない個展だが・・・・
ありありと・・・経済のためと同じぐらい切実なもう１つの開く理由が見えてきた
経済という食べるために・・開く個展
同じぐらいの重さで・・
生きている自分を実感するために開く個展
どっちにしても・・私・・・イノチガケ？
★★★★★★
可南つちびと展 『無力のチカラ』
場所 ぎゃらりい ホンダ
日時 ２０１３年 ３月７日(木)～３月２０日(水)
１１：００～１８：００
イベントＤＡＹ ドリアン助川さんのライブ
日時 ３月１１日（月）
開場 １８：３０～ 開演 １９：３０
(当日ギャラリーは１６時にて一旦閉場）
料金 ￥３０００(ワンドリンク付） 定員 ３０名
御予約は下記ギャラリーまで、お早めに お電話かメール、ファックスを♪
堺市中区深井沢町3134
ＴＥＬ 072-278-3381
ＦＡＸ072-278-1451
tougei@peach.ocn.ne.jp
ぎゃらりい ホンダ
ドリアン助川プロフィール
1962年生まれ。90年代、ロックグループ「叫ぶ詩人の 会」を結成し活動、
ラジオ・パーソナリティとしても中高生を中心に人気を博す。
2008年から朗読をする道化師（アルルカン）として毎月ライ ブを開催。
河瀬直美監督「朱花の月」での鬼気迫る演技が話題となった。
明川哲也の筆名で多くの著作もある。
公式サイト「道化師の唄」http://www.tetsuya-akikawa.com/
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