思いのほか、風邪が長引いて
新たなつちびと制作はもちろん、搬出後のつちびと達も 片付けられていません
焦りますが、体が一年間走ってきた疲れを取ろうと要求しているのだと
言い聞かせ・・・ほとんど 眠っています
病気になると、思い出すのは
なぜか 父が作ってくれたお握りやすいとん(だし汁のなかに小麦粉で作ったお団子を入れ煮た物)です。
戦時食であったすいとんは 父にとって苦い思い出かもしれないけれど
私には、優しさの詰まった味だった
普段の食事は母が作っていましたが・・・
食欲がなくなったとき、絶妙なタイミングで
無骨な手で握ってくれた父のお握りは 寝転んだままでも食べれたし
のどが痛くて 食事が通らない時でも
柔らかめに作られたすいとんは なぜか喉を通った
父の料理は 豪華でも、上手でもなかったけれど、食べさせたい想いが詰まっていた
今日は 自分で自分のためにすいとんを作ってみる
こんな味だったのか、こんな形だったのか
もう すっかり忘れてしまったけれど・・・・
近くに 父が来てくれた気がする
こんなふうに 思い出の中で
人は生き返るのだね
白菜や大根やお団子に交じって
照れたように笑う父を みつけた・・・
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