この何日間は、アルに起こされることなく、自分で起きて
まず最初にすることは
くるるに、「ごあ~んか?」と尋ねて
アルほどうまくはないけど、控えめな「ごあ~ん」とくるるが鳴くのを聞いてから
くるると、祭壇のアルと、二人に缶詰めを半分こであげる
無宗教な私がこの習慣を続けるのも、そんなには長くないだろうけれど
今は・・そうしたいからそうしてる
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ある方が、何のために生まれてくるのかという普遍的な問いを
アルのことがあったから、私の心を慮ってフェイスブックに書いてくださったのだけれど
別のある方が、とてもシンプルに
「生きるため、活かすため」
と書いてくださいました
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また、ある方からはメッセンジャーで
「人も猫もそれぞれが持つ寿命があるのですね。
命の終わりに何故 寿 という文字を使うのだろうとふと思い調べてみました。
「寿命」とは、天から授かった長さを、その運命のかぎり生きた。
そういう命を「寿命」というのだそうです。」
そう、伝えてくださいました
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アルは・・寿命をまっとうできたのでしょうか
私は かつてこのブログにも書いたことがあると思うのですが
幼い頃、猫の死を体験したことで
生まれて初めて
生きているものは、いつか死ぬのだということ
そして、それは自分も例外ではないのだということに気づいたのです
そのことを、幼い私は抱えきれず封印して
つちびとを作るまで生きてきました
そして・・近頃、やっとそのことに向き合おうと思った
それが、今回の個展に向け作ったいくつかのつちびとだったわけですが・・
まさにそのタイミングに、アルの突然の死に出会ってしまいました
私は・・60年近く経って、ふたたび猫の死で、何か大切なことを教えられているのかもしれません
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ワイアートさんが、会場風景の一部を動画にとって
YouTubeにさっそくアップしてくださいました
ご覧いただけたら嬉しいです
*** ランキングボタン直りました!***
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ポチっとフレ~フレ~の応援して頂けるとうれしいです(*^-^*)
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★可南つちびと展
『土の中から、みつけた光』 終了いたしました!
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お返事
アルのこと、私のことを思って、寄せていただいたお言葉やお花
ほんとうにありがとうございます!
★つちびと写真絵本『泥の水へとかかる虹』をご希望くださる方は
こちらから