アルルカンとの出会い

今年3月の個展で、ドリアン助川さんにライブをしていただける

なぜ・・そんな夢みたいなことが実現したか・・

今までの私のブログを毎日読んでいた方は　ご存知かもしれないが・・

このブログを始めた頃・・私は　ちゃんとドリアンさんのことを存じ上げていなかった

というか・・・ひとり暮らしになるまでの５０年以上の年月

どなたかのファンになったり

ましてや・・好きな方のライブに行ったことなどなかった

そんな生き方をしてこなかった

独りで生きるようになって・・

寂しさにとらわれ・・必死で・・何かを求めて

であった方が・・・ドリアン助川さんだった

出会いの初めは、明川哲也さんという名前で書かれた『カラスのジョンソン』という小説だった

カラスのことだけではない・・社会の片隅に追いやられている存在への愛が根底にあった

この作家のことをもっと知りたいと・・ホームページに辿り着き

日々綴られる言葉を読み・・・

私は・・この方の背中を追いかけたいと思った

当時・・私も・・片隅にいた

どう生きていけるのか・・・先は・・真っ暗闇に思えた

だから・・出会えたのだと思う

ドリアン助川さんという・・アルルカンに

神戸で・・ライブをされることを知って

生まれてはじめて・・１人でライブに行った

それからも・・本を買ったり・・近畿でのライブに何度かうかがった

でも・・それだけだったら・・

というか・・・私一人の力だったら・・・

永遠に・・ファンとして背中を追っかけていただけだろう

でもね・・巡り合わせって・・あるのですね

初めの私にとっての奇蹟は

何度目かのライブで、偶然にもドリアンさんの中学校の同窓生の方とお知り合いになれたこと

２度目の大丸での展示会に、その御夫妻が来てくださり

展示してあったピエロのつちびとを写真メールで、ドリアンさんに送ってくださり

２つ目の奇跡として・・そのピエロをドリアンさんが購入くださり・・

今は・・彼のアトリエに居ること

そして・・３つ目の奇跡

更に・・その後、ドリアンさんの小学校時代の同窓生の方とも知り合え

わたしの個展にも来て下さり・・

｢いつか・・個展をしている時に、ドリアンさんにライブをしていただくのが夢なんです・・｣

と、同窓生の方に伝えた

そしたら・・彼は、｢助川なら、いつだってしてくれますよ・・｣と言ってくださった

その彼の言葉に背中を押してもらい

恐れ多くも・・ドリアンさんにお願いして・・・

今回の夢のような企画が実現したのです

私の友人達は口々に言います

｢可南さん、３月のライブが終わるまでは死ねないね｣・・と

私も・・冗談か本気か・・

｢もし・・私が死んでも・・このライブだけは実現してね｣と返します

東京から、わざわざ大阪の堺まで来て下さり

ライブをしていただける・・もうそれだけで・・充分幸せなのに

昨日、ドリアンさんのホームページの百万年の瑠璃の鳥というブログに

ライブのことを紹介する時に私のことまで書いてくださっているのを見つけてしまいました

死んだら困るけど・・死んでもいいと思えるぐらい幸せでした

嬉し過ぎるから・・抜粋させていただきますね

「可南さんの個展オープニングアクトとして大阪は堺でライブ」

　アトリエで展示しているつちびと。
　ここにいらしたことがある方は、皆さんご存知のはず。
　人の痛みや傷をそっと包み込むようなつちびとたちには、
　古来から未来までを貫くようなある種の魂が宿っています。
　その魂を生み出しているのがアーティスト可南さん。

　可南さんとつちびとたちに囲まれてライブができるなんて、
　アルルカン冥利に尽きます。
　3月11日（月曜日）堺市・ギャラリーホンダです

ね、ね、・・・めちゃくちゃ矛盾してますが・・・

生きていて・・よかったぁ～

予約・・半分ぐらい入っています。

ＤＭもまだ出来ていませんが・・早めにご予約いただけたら嬉しいです。

★★★★★★

可南つちびと展　『無力のチカラ』

場所　ぎゃらりい　ホンダ

日時　２０１３年　３月７日(木)～３月２０日(水)
　
１１：００～１８：００

イベントＤＡＹ　ドリアン助川さんのライブ

日時　３月１１日（月）　
開場　１８：３０～　開演１９：３０
(当日ギャラリーは１６時にて一旦閉場）

料金　￥３０００(ワンドリンク付）　　定員　３０名　　

御予約は下記ギャラリーまで、お早めに　お電話かメール、ファックスを♪

堺市中区深井沢町3134
ＴＥＬ　072-278-3381　
ＦＡＸ072-278-1451
tougei@peach.ocn.ne.jp

ぎゃらりい　ホンダ

ドリアン助川プロフィール
1962年生まれ。90年代、ロックグループ「叫ぶ詩人の会」を結成し活動、

ラジオ・パーソナリティとしても中高生を中心に人気を博す。　

2008年から朗読をする道化師（アルルカン）として毎月ライブを開催。

河瀬直美監督「朱花の月」での鬼気迫る演技が話題となった。

明川哲也の筆名で多くの著作もある。

公式サイト「道化師の唄」http://www.tetsuya-akikawa.com/