また12月が来る
ふと・・去年の12月のブログを振り返って読んでみた
恥ずかしい程、年甲斐もなくうろたえている
アルが突然逝って・・それをどう自分の中におさめて良いのかわからず
つちびとを作る意味すら分からず
混沌を持て余していた
1年経って・・それを再び読んでみて・・
今も、自信を持って「ぜったい大丈夫だ」と言える私ではないですが
当時の苦しみようは本当に酷くて・・
それでも、その中で、何とか折り合いを付けようと・・ブログにこんなことを書いていました
「今日、何を作ろうと意識するわけでなく、土を触っていて
気づいたことがある
私は、何かの宗教を信じているわけじゃないのに
今、たまらなく、祈りを求めていると
そんな形や場所を求めていると
何ができるわけではないとわかっているけど
ただ求めて呼吸している」
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ずっと・・その想いは消えておらず
そんな当時の私の願いを春に形にしたいと思っています
個展が終わったばかりの発表ですが・・
天王寺の下寺町にある應典院(おうてんいん)というお寺で、つちびと展を開く計画が進んでいます
まだ、正直私はワイアートの個展の余韻に浸っていて
持ち帰ったつちびと達や備品すべてを片づけれたわけではありません
でも・・ちょうど1年前・・あんなに願っていた祈りの場でのつちびと展です
初めてのお寺という場所で・・何ができるかわからないけど
今も喪失を抱えている私だから・・できることがあるかもしれない
1年前のブログを読み返して、よりその想いを強くしました
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時期は・・桜の咲いている頃か・・花吹雪舞う頃か・・
そして・・そんな発表をしても、まだまだ、ワイアートの個展在廊で感じたことを書くと思います
今回の個展で、私はこれまでとは違う感覚を得ていて
その感じた想いは、きっと、春の應典院のつちびと展に繋がると思っています
個展と言っても、つちびとに会って頂くことだけが目的の展示会です
展示の場所がお寺であること、つちびとの販売はしないこと
こんな個展をするのも初めてのことです
でも・・これも
1年前のブログに書いていたことに
「アルはたまたま逝って
私はたまたま生きている」
というのがありました
だから私は
そのたまたまもらった時間を、大切にしていきたいと思います
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