堀文子さんの展示会を観た時に前売り券を購入していた 舟越桂さんの展示会に
意を決して 今日 行ってきた
でも バスに乗ってから気づく
せっかく買った前売り券・・持ってくるのを忘れたと
取りに戻る交通費と時間のロスを考え
結局 今日は新しくチケットを買うことにして
家に忘れた前売り券では また観にいったらいいやんと
自分を無理に納得させ
戻らずに兵庫県立美術館に向かう
でも、途中まで なんかドジな自分が情けなく 足取りが重かったのだが
一歩 舟越桂の展示室に 足を踏み入れた途端
そんな気持ちがぶっ飛んだ
前売り券 忘れてきて 正解だ！
おかげで もう一度また この作品に会いに来れる ！
そう思えるぐらい 最初の部屋にあった彫刻は 素晴らしかった
一部屋に 一枚のドローイングと 一体の彫刻
最初の一部屋で 私はやられてしまった
舟越桂さんの作品を初めて見るわけではない
それどころか 十年前には 彼の展示会を見るために わざわざ東京に行ったくらいだ
好きな作家ではあるが
知っているからこそ・・ある程度の予測はつく
つくと思っていた・・
でも 私をとらえた感動は そんな予想を遥かに超えていた
ああ・・・この人は・・どこまで進んでいくのだろう
涙が、なぜか滲み出す
作品も素晴らしいが・・展示の仕方も素晴らしい
次の部屋からは・・以前私が東京でみた作品もあって
思わず・・彫刻たちに声を掛ける
「おひさしぶり！元気だった？」・・と
そして・・東京で会った彫刻以後に作られたスフィンクスシリーズの部屋に入る
すごい・・すごすぎる
どうして・・ここまで・・この人は・・突き詰めることが出来るんだ
哀しいからでも・・暖かいからでもない
そんな涙ではない
もっともっと・・・深く深くに流れていた物を作る人間としての涙の源泉のようなもの
いま溢れてくる涙は・・・そんな涙のような気がする
一日で書くには・・あまりに興奮していて・・書ききれない
今日は・・ここまで
明日に続きます
追伸
兵庫県立美術館でお昼ごはんについてきたポテトチップのカケラをこぼしたら
スズメがやってきて・・食べていたよ
ボケボケの携帯写真だけど・・
なんだか・・そんなことまで・・喜ばしい宝物のような一日でした
。。。。
これからの可南の活動
その１
２０１５年１１月１０日～１２月１３日
宮城県丸森町 斎理屋敷
可南つちびとパネル展
（いくつかの『つちびと』も参加します）
その２
２０１５年１１月１２日～２９日
堺市深井 ぎゃらりーホンダ
可南つちびと展
つちびと展オープニングアクトとして
１１月１５日 ドリアン助川さんライブ開催
その３
来年２０１６年４月１３日～１９日
東京都丸の内 丸善本店ギャラリー
可南つちびと展
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