昨日は 髪のメンテナンスに友人の『リデル』という美容室に行った
そこで・・・漫画家萩尾望都の話になって
私の中で 萩尾望都は 大島弓子と並んで過去に熱中した漫画家だった
漫画家になりたかったぐらいの私だから・・何十年か前は ほとんどの作品を読んでいて
多くの感動をもらったけど
自ら漫画を買うことのなくなった現在・・・私の中では遠い人になっていた
でも・・・現在も素晴らしい作品を生み出されていて
その中に原作つきではあるが猫の漫画もあり
しかも、それがリデルに置いてあると言われ
本当に何十年かぶりに 萩尾望都の作品を読む
ゲバラシリーズ『菱川さんと猫』の単行本は・・・3つの短編からなっていた
表題にもなっている『菱川さんと猫』と3作目の『十日月の夜』
美容室でカラーリングをしてもらいながら、涙だだもれ・・・とめられない
『十日月の夜』にいたっては
べろを出しっぱなしにしている登場猫ベロニカの姿を思い出すだけで
今でも涙があふれる
読んだ時は その猫の哀れな運命に 自然と涙しただけと思っていた
それは きっかけ・・・
私の中にある許されたい想い
誰かに許すといってもらいたい想いが 根っこにあるのだと
今日になって・・・気づいた
ごめんなさいばかり思うより ありがとうと思うほうがいい・・・
わかっている
わかっているけど・・・
仕方ないじゃないか・・・ごめんなさいと思うんだもの
それが 私なんだもの
だれかに 許されたくてしょうがないんだもの
だれに・・・
猫に・・・
犬に・・・
家族に・・・
かかわった命すべてに・・・
ベロニカは ゆるしたのかなあ
全ての人間を・・・
あの笑顔は・・・どんな辛そうな顔より
私に どうしようもなく 何か 訴えかける
遠い昔
いくつのごめんなさい 言っただろう
小さな命 失うたびに・・
そして・・・大人になっても・・・
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