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2年ぶりの2桁勝利を目指す柳は横浜高の先輩・楽天の涌井秀章投手(34)から球離れ(リリース)について伝授。昨季はともにパ・リーグの最多勝を獲得した「師匠」へ結果で恩返しする。
走り倒した。柳は楽天・涌井との自主トレでグラウンド内、そして坂道を駆けずり回った。「涌井さんは走るのめちゃくちゃ速いので、何とか付いていこうという感じでした」
ランニング中心の練習は時代に逆行するという考えもあるだろう。だが、結果の出た練習法が最上なのは時代に関係ない真理。どんな練習も、やってみなければ分からない。「もちろん(筋力)トレーニングも大事ですが、走るのもおろそかにしてはいけません。こういう体のつくり方もあるんだなと勉強になりました」
昨季は6勝(7敗)。2年連続2桁勝利を逃した。昼は走り、夜は通算144勝右腕にフォームの質問をぶつけた。テーマのひとつはリリース。涌井の特長のひとつが球持ちの良さだからだ。「どういう意識で放しているのか聞きました。楽して投げると前でボールを放せません。下半身の粘りが必要になってくる。一球一球、全身の力を使って指先の力も使う。そういう話をしていただきました」
中日スポーツ