カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

劇団四季「コーラスライン」

2009年11月21日 | 「舞台・観劇・コンサート」
浜松町の「自由劇場」に行ってきました。

可なり楽しみにしていたのですが
うーーーーーん、残念&がっかり・・・


「映画」以上の舞台を期待してしまったのが
いけなかったのでしょうね。


舞台を見ての初体験

  泣けなかった 
  感動出来なかった
  眠くなってしまった

我ながらビックリしました


「名シーン」は沢山あるんです。
・・・心に響かなかったです

歌も
そして、何より「踊り」が・・・


これが、かの「劇団四季」なのか、と思ってしまいました。
スタッフ&キャストの皆さんごめんなさい

あ、でも「ライオンキング」は最高でした。
又観に行きたいです


帰路に目にした「東京タワー」の「ライトアップ」が
物凄く素敵でした
ピンクでした


これを、見れただけでも良かったかな?
なんて思ってしまいました。

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映画「コーラスライン」

2009年11月21日 | 映画
劇団四季の「コーラスライン」は
私的には「ちょっと・?・」でした。

・・・で、映画を見た時どんなに感動したか
その時書いた物を参考までにアップします。



********************


舞台上で繰り広げられるオーデション
そのシーンが、最後まで延々と続きます。


そこで、彼らは、自分の過去に付いて語るように言われます。

ミュージカルのオーデションで、なんでこんな話をしなければならないのかと、彼らは思ったでしょう
誰にでも、触られたくない過去はあるのですから

でも、話さなければ、即、落とされてしまう
仕方なくシブシブと話し始めました。


でも・・・話してる内に彼らの表情がどんどん変わっていくんです

単なるダンス・マシーン、歌うマシーンである事を求められてる彼らが
一人の人間として扱われるようになります。


そして、なにより、その苦しみや、熱い思いを知っているのは
同じ土俵に立ってるライバル達

彼らの間にいつの間にか、親近感や連帯感が湧き
そこに、美しいハーモニーが生まれてきました。


それを、真っ暗な客席から冷たい視線でずっと見ていたディレクターのザック(マイケル・ダグラス)
その彼の瞳がとても優しい眼差しに変わってきました。


其々の「ソロ」、堪能しました。


中でも、黒人青年の踊りは圧巻でした
今まで観たダンス・シーンの中でも最高でした!


黒人が生まれながらに持ってる、天性のリズム感と躍動感
まるで「黒ヒョウ」のようでした。

そして、さらに
クラシック・バレーの要素も可なり盛り込まれ
実に優雅で、美しかったです。


彼の踊りを観れただけでも、この作品を観てよかったと思いました。




自分の「夢」を追い続けるには、ある意味、回りの犠牲が必要になります

親だったり、夫や妻だったり、子供だったり
それでも、なお且つ「夢」を追い続ける
心の中で「ごめんなさい」とその手を合わせながら


舞台装置等、全く華やかさはありませんでした
だからこそ、そこに立ってる人間の凄さがわかりました。


歌うだけでも、踊るだけでも大変なのに
その両方を一緒にやっちゃうミュージカル・スターって本当に凄いですよね

あの、一糸乱れずに揃った踊りはまさに芸術です。




ラストで歌われた「ワン」ってどうゆう意味でしょう

チャンスは「1度」かな?
この世でたった「1人」のかけがえののない自分かな?
それとも、みんなが「1つ」になるって事かな?



「夢」を叶えるために、今日があります。今があります。



********************(抜粋です)

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映画「コーラスラインにかける夢」

2009年11月21日 | 映画
「コーラスライン」関係の映画はもう一つあります。
「本編」と同じくらい感動的な作品です。


「コーラスラインにかける夢」



16年振りに再演が決まった舞台のオーデションに集まったのは3000人
その中から8ヶ月も掛け19人のキャストを選ぶ

ブロードウエイの長い歴史の中で
初めてオーデション会場に入る事を許されたカメラが捉えた感動のドキュメントです。


当時制作に関わった人、出演した人のインタビューも盛り沢山で
この舞台の制作課程、舞台に懸けた人々の熱い思いが伝わってきました。



同じ台詞や歌、踊りでも
ダンサーに因り(その解釈により)こんなにも違う表現になるのかという事を
実に巧みな編集で見せてくれました(勉強になりました)



映画「コーラスライン」では、オーデションの中で個々が自分の過去を語るシーンがメインになっています。

自分に取って、触られたくない過去、思い出したくも無い過去、辛い過去を
苦渋の思いで語ります。



映画を観た時に一番心に残ったエピソードは
ゲイの役をした、ポールの話しでした

そのポール役のオーデションでの、ジェイソン・タムの演技が圧巻でした。

審査員のボブが
「オーデションで、泣くなんて・・・」
と言ってましたが、これは本番以上お芝居でした。


でも、彼らにしてみれば、オーデションも本番も同じなんです
受からなければ、あの「あこがれの舞台」には立てないんです

「真剣勝負」です。後は無いんです。次もないんです。
限られた時間、与えられた時間にベストを尽くすしかありません

極度の緊張の中で、あれだけの芝居が出来るのはお見事としか言いようがありません。

あのシーン・・・あれは絶対に又観たい!!
心から感動しました。


そして、そのシーンとリンクして映し出されていたのは
1975年の初演の舞台での同じシーン。
映像も音声も悪いけど、これはお宝映像です。

まあ、ここまでしたのも、このオーデションで彼の演技が際立っていたからだと思います。



そこに映し出されていたものは、全て「真実」でした。
一つの作品として、実に完成されてました。

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