カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

グレンツェンピアノコンクールで感じた事

2014年07月17日 | 「レッスン日記」

少し前の話しになりますが「グレンツェンピアノコンクール」で感じた事を書かせて頂きます。

「グレンツェンピアノコンクール」の課題曲は、1曲のみで「短く」どちらかといううと「簡単」です。
特に「予選」の曲は・・・

昨今「バスティン」の曲がよく使われているので、難易度は生徒にも直ぐ判ります。

今年の「予選」の参加を勧めたい生徒がいました。
その子に「課題曲」を教えたら「いやだ、そんな簡単な曲弾きたいくない」と言いました。

確かに・・・バスティンのその曲は、その子が3年くらい前に既に「丸」になってる曲でした。
「グレンツェン」参加は「力」が着く事を知ってる私は、参加を押したかったです。
しかし、全く興味を持ってくれない子に、無理に勧める事は出来なかったです。

先月の全国大会で(これは、昨年の予選から続いてる物です)
の子と同じ学年の子達の演奏を聞いていて
仮に、その子が受けたとして、そして、予選を勝ち進めたとして
来年の全国大会で、このような演奏が出来るか?と自問したら、難しいだろうな、と思いました。

全国大会の「課題曲」も、その子が2年前にもう既に「丸」になってる曲でした。

でも、とても、バスティンの「あの曲」とは思えない程、素晴らしい演奏の数々でした。
1年間かけて、勝ち残ってきた子達の自信に溢れた演奏が続きました。
非常に聞きごたえのあるものでした。 

小3以上になると、その辺りが顕著にわかります。
やっぱり、あの子に挑戦して貰いたかったかな~
来年は押しちゃおうかな


来月の予選に出場する子達は、今頑張って練習してます

 


発表会の曲の選曲も進行中です。
実力より上の曲に挑戦させる子達もいますが

発表会の曲は、「短く」ても「簡単」でもいいので
決して背伸びをせずに、きちんと「仕上げられる」曲。
余裕を持って「楽しく弾ける曲」と思っています

 


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