kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

どこを目指すか

2023-06-24 | 陸上競技

思うことを。

 

中国大会が終わって。インターハイに向けて準備を進めていかなければいけません。学校によっては「インターハイに行く」ことが最大目標だったりします。これを否定する気はありません。高校生にとって「インターハイ出場」は大きな目標です。指導者にとってもそうかもしれません。しかし、私は「勝負したい」とずっと思っています。参加するだけではなく一つでもラウンドをすすむ。インターハイで最大パフォーマンスを発揮してPB更新をする。簡単なことではありませんが、私自身が「満足」したらそこで終わってしまうからです。

 

ここ数年の感じからしたら400mHでは1分02秒50は最低条件だと思っています。この記録を予選で出せれば「可能性がある」という感じです。ここから約45日の時間を最大限に使えば戦えるかもしれません。予選と準決勝は別の日です。その1本にかけて「勝負する」ことはできると思っています。選手がどのような気持ちで取り組むか。せっかく北海道まで行って1本だけではもったいない。

 

マイルは最低でも3分52秒を切ることが求められます。それで5%くらいの確率で準決勝か。3分51秒台が出せれば30%くらいの確立になるでしょうか。今の持ちタイムから3秒短縮しないといけません。もちろん「簡単ではない」のは確かです。しかし、「無理」と思ってやっていくよりも「絶対に準決勝に進む」という気持ちでやっていくことで可能性が少しでも上がるのではないかなと。中国地区だけですでに3分50秒を3チーム切っています。陸マガの記録を見てみると3分50秒を切っているチームが「36チーム」です(笑)。もう、笑うしかありません。8位に入るためには3分46秒切りが必要になるのかなと。

 

3年生が出場してくれる今回のマイルでなんとか準決勝に進みたいと思っています。一人あと1.5秒短縮しないといけないという「想像を絶する」レベルの話になるのですが。マイルに関してもエースがいません。圧倒的な力を持った選手がいない。その中でどう戦うのか。上位チームと戦う。現時点でのチームランキングは「74位」です。ここから「24番目」に入ることを考えると気が遠くなるのかもしれません。

 

個人的には面白いなと思っています。周りが「無理だ」ということに対してどのように抗うか。反骨精神とは言いませんが「できない」と決めつけてやっていると絶対にできません。それを覆すことができるかどうかです。私がそう考えていてもあとは選手がどのように考えるか。このチャンスを生かすかどうか。2年生にとっては来年につながるかもしれません。が、今やらないと来年もありません。ボコボコにされるかもしれません。かなりの確率でやられると思います。経験をするために行くわけではありません。中国地区で5番目になって満足するチームならこれ以上の指導は必要ないと思います。初めて顧問する方が担当しても差はないでしょうから。

 

インターハイに行くことは特別ではありません。しかし、地区大会で6番以内に入るのは簡単なことではない。行けない選手がいじけるようなチームにはなってほしくないと思います。誰もが行ける場所ではない。能力の差を感じながらも「どうすれば行けるのか」を真剣に考えることが重要なのです。行けるかどうかは分かりません。その年によって競技レベルが違う部分も出てくるからです。「運」もあります。

 

それでも高いところを目指してやる。目指せないなら「競技」ではなく「楽しく」やればいいともいます。県総体の待機場所でお菓子を食べたり、ゲームをしているところもあります。それはそれで「やりかた」だと思います。そこに価値があると思ってやる選手がいてもいいと思います。本気でやろうとしているところの妨害にならなければ。全ての選手がインターハイを狙うわけではない。しかし、「最高の自分」は目指してほしいと思います。

 

他県と戦うことも今後は視野に入れていかないといけない。ある程度、選手が集まってきてくれないかなと思っています。これまでのように分散していたら間違いなく「インターハイに行く確率」は下がります。両リレーでインターハイに出場する。高いレベルで競争をする。その中でしか戦えないと思っています。これまでは分散していても時々リレーでインターハイに行くチームが出ていました。「毎年行く」というチームがほとんどない。「強豪校」と言われる学校がないというのは山口県として戦えない原因だと思っています。そうなるとある程度の「厳しさ」も必要になる。適度にやってインターハイに行くというのは今の県内の状況では「すごい能力」がない限り不可能だと。

 

マイルで3走を走ったSさん、中学校の時の200mのベストは27秒89です。驚くほど速いという記録ではありません。それでもある程度練習を積めれば59秒70で走りますし、インターハイにも進めます。彼女よりも記録が上だった選手もいますが、本当にインターハイに進める選手がどれだけいるか。まだまだ伸びると思います。そう考えると「どこで競技をやるか」も大きな要因だと思います。「中国大会に行けばいい」という水準でやるのか「本気で全国を狙う」という水準でやるのか。

 

まー私が適当に書いているだけなのであまり意味のない記事ですが。これから先のこと真剣に考える。ある程度集まってくれれば「勝負できる」ようになるかもしれません。こればっかりはどうなのか分かりませんが。まとまりがないですが。記録しておきます。


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