kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

合宿を通じて1

2008-08-11 | 陸上競技
夏季強化練習の第2期として女子のマイルメンバーは他県の合宿に参加させてもらいました。その中で感じた事を少しずつ書きます。

参加した選手の走り自体は随分マシになってきたと思います。合宿に向けて調整するなんて有り得ない話ですから、木曜日までウエイトをしてそのままの流れで参加しました。今までと違う角度からの指導もあり、少しずつ修正をしながらの練習になりました。うちはメンバー全員が力を出し切って初めて可能性が見えてきますす。各自が自覚をしないといけません。そのためにも合宿を通じて成長してくれる事を期待していました。

総体前から調子を落としていたshimaはも長い距離ではきちんと走れるのが確認できました。この子がきちんと走ってくれないとチームは勝負できません。いっぱいいっぱいなのは分かりますが、冷静に物事をとらえる力を身につけさせなければいけません。成功するも失敗するもこの子の成長にかかっています。短い距離のスピードが上がり切りませんが、特徴はスピード持続です。この合宿では持ち味を発揮してくれたと思います。後は冷静に力を出すようにしていけるかどうかです。

故障気味だった2人も痛みは残るものの走れるようになってきました。7月上旬から足に痛みを訴えて思うように走練習が積めませんでした。補強や自転車等で負荷をかけていましたが、実際に1ヶ月近く走れないとやはり感覚がズレてきます。仕方ない部分だと思います。今週初めからなんとか走れるようになってきていたので、出来るだけ参加させて走らせました。無理をした部分もあるかもしれませんが逃してはいけないチャンスだと判断しました。こちらの思いを感じてくれたのかかなり走りました。mikiは何本かは先頭に立つ勢いも見られました。中間のスピード持続は良いのでそれを伸ばしていく必要があります。misatoはまだ6割くらいの回復度でしょうか。1本だけならそれなりに走れますが、本数を重ねると全く動きません。走っていないので仕方ないと思います。我慢の時をどう越えていくか。きちんと走れればかなり強いはずです。

rina、はかなり強くなってきています。正直、私もどこまで力があるのか分からず驚いています。調子の良いときの走りはずば抜けています。チーム内でも他の者が太刀打ちできない強さを見せる時があります。今回の合宿でも初日の午前以外はよく走れていました。強いと思います。もっと自信を持つ必要がありますね。

全体的な課題は「積極性不足」です。なかなか他校の選手と交流が持てませんでした。自分達の殻を破って成長しなければいけません。学び取ろうとする姿勢を身につけて学校に戻った時に何をするかが重要なのです。普通の学校の選手と比べると積極的に動けるほうだとは思いますが、今回の事で「足りない」と気付けたはずです。まだまだやるべき事は多いと痛感しました。きちんと整理してやるべき事を考えていきたいと思います。
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道後山合宿 最終日

2008-08-10 | 陸上競技
ついに初の県外合宿も最終日。今年の夏のテーマは「勉強」ですから、様々な事にチャレンジして多くの事を学びたいと思っています。
選手も同様です。チャンスを与えてもらっているのだからそれを生かさないといけません。

今日は坂を使って短い距離での走り込み。うちの選手の行動の遅さにこの合宿で初めてキレました。何をしにきたのかを考えないといけません。C高校とな「力の差」を痛感して帰る事が課題です。それなのに行動が遅くて他校の男子と一緒に走っていました。全くもって無意味です。C高校はかなり行動が早く、セット間の休みが終わる5分前にはすでに集合しています。他校の男子よりも早いので一緒に走るためには自分達もかなり早く動かないといけません。遊びに来たわけではありませんし、普通に走り込むだけなら単独でもできます。問題です。4人しかいないので大人数と対抗するのは非常に大変な事です。それでも学ばなければいけません。

昨日は人数が少ないからといって自分達のスタイルを崩すのはおかしいと話していました。周りが声を出さないので自分達も声を出しませんでした。さんな雰囲気でなかったというのもあると思います。どこで練習してもやることは同じです。甘いですね。今日は体操からかなり声を出していました。やればできるのにやらない。これでは競技レベルはあがりません。うちの選手が声を出し始めたので周りの選手も声を出すようになりました。もっと早い段階からやるべきだったと思います。

何をしにきたのかを意識させてからは当たり前ですが、C高校に混じって走りました。そのためにきているのですかは当然です。「力の差」を感じる事ができたはずです。

まだまだこの辺りの行動に課題が残ります。自分達の事で精一杯になってしまって周りが見えなくなります。ここが一番の課題だと思います。自分から積極的に動く事ができなければ本当の意味で強くなりません。誰か一人をマークして何かを吸収しようとする姿勢が必要です。短い距離では勝てないかもしれません。それでもくっついて行って嫌がられるようでないと。

合宿は無事終了しました。私は冷静に見ることができて、うちの選手の良さと悪さが把握できました。経験としてはかなり得るものがあったと思います。このようなチャンスを与えて頂いたことに感謝です。次につなげていくためにしっかり考えていかなければいけません。精神的・肉体的に少し回復したらまた書きます。さすがに疲れました…。良い合宿だったと思います。学んだ事を生かして欲しいですね。
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道後山合宿 2日目

2008-08-10 | 陸上競技
山の天気は崩れやすく、カミナリが鳴り続けていました。恐ろしい。

午前中はドリルとミニハードル。ポイントをどのように意識して取り組むかが大きな課題です。いつもは指導にかなりの労力を使うのでゆっくり余裕を持って練習を見ることができませんが、今回は指導する事がないので他校の動きと比較して見ることができました。ドリルに関してはkida先生と話をしないといけないですね。文章では上手く表す事ができませんが、動きとして「見た目」の部分が強調されていました。なかなか興味深い話です。意図する動きができないというか、言葉だけをとらえて動く選手が多い。力の差もあるとは思いますが…。

午後からは走り込み。最近のうちの練習パターンとは対極にある内容でした。が、走れる事が判明。長い距離のテンポ走でしたが、短長は遜色なく走れていたと思います。クロカンコースを使って走っていたのでフィニッシュが遠すぎて見えませんでした(笑)。長い(笑)。強豪校の選手達は全力ではなかったのかもしれませんが、全くついて来れない選手もいました。練習はC高校の選手が2人とうちの選手3人がトップ集団で争っていました。C高校の主力選手は国体合宿で別メニューですが、マイルメンバーと一緒に走れた事は経験と自信になります。うちの選手は「相手は本気ではない」と言っていました。63~64秒台の選手層はついてこれなかったのだけは確かです。C高校の先生も「3人がうちの選手を囲んで走っていて面白い」 と言われていました。少しは力がついてきた感じです。

短短に参加した選手、全く動きません(笑)。それでも良いから走らせました。崩れるとかいう次元ではなく今は「走る」事を最優先します。完全な走練習不足ですから、走れるはずはありません。質の高い走り込みに参加して、「強くならないといけない」と感じてもらえるだけで十分です。新人まではあと1ヶ月以上あります。うちで一番強いのは間違いない事実だと思います。ここを乗り越えて欲しいですね。疲労骨折して痛みが残る中で練習再開、3日後に合宿ですから…。ひどい顧問です(笑)。4週間近く全く走っていなかったのでかなりしんどいと思います。それでも最後までやりとげたのは大きいですね。初日の走練習で全身筋肉痛だったみたいですし、痛みも出ていた中で良く走りました。

この手の練習はかなり意識の差が出ます。こなすだけの選手もかなりいました。ジョグなんじゃないかというスピードレベルでしたし。競技レベルと練習内容はきちんと見極めないといけないと感じました。大人数の合宿の難しさですね。選抜合宿とは大きく違います。うちにとってはかなり良い刺激になったのは間違いないと思います。なかなか自分達よりも圧倒的に強い選手と本数を重ねる機会はありませんからね。短短なんて12秒中盤が3人以上いますからね~。ボコボコにやられて気付く事もあるはずです(笑)。

見ているだけですが、「違い」もしっかり感じています。「共通点」も。楽しいですね。良い練習になったと思います。
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道後山合宿 最初の走練習

2008-08-10 | 陸上競技
他県の選手と一緒に練習をする。こんな機会はなかなかありません。力云々の問題もありますが、同じ練習をするだけでも違う部分があります。

100mを使っての往復走でしたが、やはり12秒中盤の選手数人はずば抜けて強いですね。うちの選手はトップスピードでは太刀打ちできません。持続系になると差がつまります。先頭集団(3~4人)について走る感じでしょうか。短い距離は無理ですね(笑)。うちで一番スピードがある選手は疲労骨折明け3日(まだ痛みあり)ですから7割くらいでしか走れません。まーそんな状態で合宿参加させるなって話ですが(笑)

他県の選手を見ての率直な感想、「速い」です。なんだかよくわかりませんが「速い」のは確かです。粗削りですが「速い」。詳しくは省略(また書くかも)しますが、かなり「速い」ですね。マイルはBチームの4番手が63秒台と言われてましたからね~。そのレベルと戦うっていうのはなかなか経験はできません。短い距離ではスピードについていくだけで精一杯ですが、本数を重ねると勝負できるようになります。

どうすれば勝負できるかを考えていきたいですね。いつもは指導が中心になるので「観る」事に専念させてもらえるのは良い勉強になります。しっかり観ていきます。
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道後山合宿1日目

2008-08-09 | 陸上競技
今年の中国大会でsonozaki先生に「合宿に参加してみないか?」と声をかけて頂きました。今までも県内の合宿には参加させてもらっていましたが、県外合宿に参加した事はありませんでした。昨年そんな話を少ししていたのですが、今年も話が出ました。主催が中国地区の強豪高で毎年インターハイ入賞者を出しているチームなので、間違いなく良い勉強になります。国体最終と重なっていたのでかなり悩みましたが、チャンスを逃すと次はないかもしれないという想いもあり、強行日程ですが参加させてもらうことにしました。人生の不運はかなりのものですがこういう意味では恵まれていると感じています。

同じ合宿に女子のマイルの全国常連校も参加しているので、「力の差」を感じるために女子を4人連れてきました。本当はもっとたくさんの選手を連れてきたいのですが、交通手段もなく負担も大きいので最低限の選手に絞りました。

他県の取り組みを学びたいと思います。練習内容もですが、指導者としての考え方や意識等を学ぶのがメインかもしれません。様々な方々に育ててもらっています。こういうチャンスを生かして自分自身の意識レベル、指導レベルを引き上げていきたいと思います。

雰囲気や練習等はまた時間を見つけて書きます。気になるのは国体最終に出場する選手ですね。故障のないようにしっかり走って欲しいですね。
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遠征生活始まる

2008-08-08 | 陸上競技
今日から月末まで家に帰らない生活です。今までで最長(笑)

今日から広島でokayamaの高校主催の合宿に参加させてもらっています。2泊3日で戻ったら、そのまま北九州へ。1日家族サービス(プール?)して翌日から国体合宿が2泊3日。戻って翌日から中国合宿が3泊4日。引き続きtabe合宿が2泊3日。次の日から4泊5日で公認コーチの講習。家に戻るのは26日の夜遅くになると思います。

勉強させてもらえる機会ですが、さすがに長い(笑)。恐ろしい話です。なんとか頑張ります。

さっき昼食を食べて飲み物を買いました。最近水を飲むので、自販機でボルビックを買ったら、なぜか140円でレモン味のボルビックが出て来る。普通は160円なのでラッキーなのかもしれませんが、基本的に味が付いた水は飲みません。だから意味がない…。早速アンラッキーを発揮しています…。有り得ません…(*_*)。やはり、天才かも(笑)。
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自分達で取り組むために…

2008-08-08 | 陸上競技
最近形としてはかなり良い練習状態になってきました。今までの表面上の良さと比べると段違いだと思います。もちろんまだまだ甘さもありますが、成長が見られます。今までは付いていくだけ、前に出れなかった選手が地区合宿では先頭に立ち声を出し、全体を引っ張る事が出来ていました。ある程度は任せても大丈夫な部分が生まれたと思います。

合宿後は、しばらく故障者が多く微妙な状態でしたが、やっとめどがつきそうな状態まで回復してきました。女子はエースになるべき選手が1ヶ月近く走れませんでした。一番辛いのは本人でしょうね。病院の診断があやふやで原因がわからず、治療がかなり手間取りました。なんとか原因が分かって対応できましたが(時間が経って自然治癒しただけかもしれません)、さすがに長かったですね。回復してきてやっと人並みに走れるようになってきました。まだまだですが、大きな一歩だと思います。

明日からしばらく学校を離れます。最近の状態を踏まえてミーティングをしました。何度も繰り返している話です。「目標に集中する」「やる気を持つ」「小さなことにも手を抜かない」「立場を変えて物事を見てみる」事を話しました。今までの積み重ねです。自分達が強くなるために、私がいるかいないかで力を使えるかどうかが決まるような選手は先はありません。自分達の殻に閉じこもって「頑張っている」と思っていたら、それ以上強くはなりません。また、やり過ぎてしまって怪我をしてしまっても良くありません。一生懸命になればなるほど「冷静さ」「客観的視点」が必要になると思います。忘れてはいけません。

これから実施される合宿には全員を連れていく事はできません。嫉妬に近い感情が生まれるかもしれません。そこに対しても説明をしました。同じチームメイトが別の場所で強くなろうとしている。互いに「あいつらは頑張っているはず」としっかりと意識して取り組まないといけません。場所は違っても「想い」は同じはずです。

大会に出る者、他県の雰囲気を感じる者、別れてはいますがやるべきことは同じはず。チームとして前に進みたいですね。
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恵まれていると感じる

2008-08-07 | 陸上競技
日常的に「ありえない」事がたくさんあります。個人的には全く笑えませんが、周りからすれば「またkanekoが(笑)」という感じでネタを提供し続けます。こういう部分ではいいことはあまりありません。

が、あらためて考えてみるとかなり恵まれていると感じる部分があります。それは「人」です。いつも多くの人に支えられて生きている(生かされている)と感じています。仕事にしても陸上にしても必ず誰かが支えてくれ、力を貸してくれます。あまりにも心配で見ていられないというのもあると思いますが(笑)

以前、飲みの席で「kanekoは何かがあったら誰かが必ず助けてくれる。そういう運なんだ。」と言われた事があります。私はそこに頼ってはいませんが、いつの間にか…という感じがあるのは確かです。

今日もいろいろあって「kanekoだから仕方ない」的な空気になりました。すごく迷惑をかけているのは間違いないのですが、支えてもらっています。「こんなのkanekoだけだよ。特別だね。」と言われましたが、確かにその通りです。

こう考えてみると見えない何かに「生かされている」気がします。自分の意志で何かをしているというよりは、知らず知らずに道を進んでいる。支えて下さる方々に恩返しをするために様々な経験をさせてもらっていると感じます。

「人徳」があるとは自分では思いません。人から好かれる性格かどうかと言われるとここも疑問。特別な力はありません。どちらかというと「敵を増やす」タイプなんじゃないかと思っています。他校の生徒には好かれます(笑)。ここも意味不明。

他の人の人生がどうなのかはわかりません。今の私を自分で分析してみるとやはり「恵まれている」と思います。「運」 では無く、自分の周りに「人」がいるという意味ではかなりのものだと思います。ちなみに、さっきプリンタのインクを買いに行ったのですが、安い詰め替え用を買いました。が、戻ってみて詰め替えようと思ったら、インクカートリッジ自体が壊れてプリンタ内に黄色のインクが漏れていました。もちろん詰め替えるどころの騒ぎでは無く、新しいカートリッジを買うはめに…。日頃はカートリッジごと買うのに、たまたま詰め替え用を買った時に限ってカートリッジが壊れる。すごい確率ですよね!?我ながら天才なんじゃないかと思います(笑)

生かされている事に感謝してやっていこうと思います!!マイナス部分にだけ目を向けるのではなく、恵まれている部分をきちんと見ていきたいですね。
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歴史は繰り返す

2008-08-07 | 陸上競技
歴史は繰り返す。余程の覚悟がなければ、かなりの確率で以前と同じ事を繰り返します。

そうならないように指導者は話をします。結局伝えたい人間には伝わりません。そんなもんです。自分自身の行動や態度には気付きません。基本的に私は頭に来ると態度に出ます。分かっています。細かくあれこれ言わずに自分達で気付かせる。最近は我慢してそこを意識しています。イライラしますが、コントロールします。未熟なので我慢が足りない部分もあります。選手は受け身ですから、恐れて私の機嫌の悪さの原因を探る事はできません。

結構耐えますが、我慢出来ないこともある。全く同じ事を繰り返していても気付かない。誰かの責任にして自分自身と向き合わない。それでは何も変わりません。まーそれで良ければ全く問題はありません。関わらないだけですから。

昨日「虐待の連鎖」の話をしました。小さい頃に虐待を受けた者は大人になり自分の子供にやりたくないのに虐待をしてしまうというものです。その場面に立てば自分自身を見失ってしまい、自分が一番嫌な事をしてしまう。絶えず客観的な視点を持たなければいけないのです。

高校生レベルには難しい。そんなことは分かっています。それでも上級生はやらなければいけないと思います。感情的に動くのではなく冷静に見極めなければいけません。特に女子、すぐに感情的になり自分を見失います。辛ければ自分が悲劇のヒロインになり、グループを作って自分の居心地のいい環境で留まります。ここを変えていかなければ次には進まない。

目指すのは全員が「昨日の自分に勝つ事」。ここにすべてが凝縮されています。意味が理解できるか?誰かのためにではありません。自分自身のためにやるのです。チームを作る「個」がしっかり成長していかない限り、チームのレベルは上がりません。

もっと思う事はありますし、話した事もあるんですが、あまり書くレベルではないのであとは…。という事で。繰り返さないために何をするか、ここだけです。
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最近の話を踏まえて

2008-08-07 | 陸上競技
今日は工業系の2年生は登校日。商業系の2年生と1年生は月曜日が登校日でした。この辺の調整が上手く出来ない理由が謎。一緒にしてしまえばかなり手間が省けます。そう思うのは私だけでしょうか…。

練習はそれに合わせて午後1時から。私は体験入学の体験授業をやらなければいけないので午前中にはできませんでした。なかなか難しい部分です。

昨日、一昨日とかなり話をしました。話をするというのはこちらから「伝えたいこと」があるのです。何か感じて欲しいものがあるから時間をかけて話をするのです。意味がない話をするつもりはありません。それをどれだけ理解できるか?ここにかかっていると思います。

男子の4継メンバーだった者が中国大会後に一人辞めました。かなり痛手でしたが、引き止めませんでした。本人の気持ちが向かないものを無理矢理厳しい環境に向かわせるのは私のやりたいこととは違いますから。1ヶ月で他の者の意識も随分変わりました。補って余りある成長だと思います。大会で力を出せるかどうかの課題はありますが、手動で11秒台で走っといる他校の選手には負けそうにない走りをします。4継メンバーに入ってきそうな者が2名、今までの3人を脅かす力はあると感じています。信じられないくらいの成長です。「意識が変われば力も変わる」という典型的な例だと思います。嬉しく感じますね。

練習に取り組む態度が成長した選手やこちらが求める事をひたすら信じて取り組む選手は、行動が変わります。暑い寒いは関係ありません。試合から少し離れた時期にきちんと「積み重ね」ができる者は確実に力をつけます。高校生はこのあたりがすごいですね。

求めるレベルはかなり高いと思います。軽い気持ちではできないはずです。それでも「やるんだ」と思って取り組む者は力が付いてきます。
選手には「自己満足」で終わらないように話をしました。「自分達は頑張っている」と思わないようにしなければいけません。他にもっともっと頑張っている選手やチームもいます。満足するのは早い。現状に満足していたら次のレベルには進めません。

練習はハードです。それでもやる価値はあると思います。1日24時間のうち何時間、陸上の練習に使っているのか?意味がないならやっても何も生み出しません。価値を見出だすのは自分自身です。これだけの事を必死に取り組めるのは「今」しかありません。

週末からしばらく自分達で練習をする事になります。自分達のやるべき事を見失わずに取り組む姿勢を持って欲しいですね。
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