kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

雨の一日

2013-04-07 | 陸上競技
土曜日、話をしてから練習に移りました。雨が酷いので外で練習をするのは不可能。まーそこを見越して前日に負荷をかけています。この日は走らずにやっていきたいと考えていました。

こういう時間が取れる時に基本的な事を徹底しておきたい。そこで足運びにかなり時間をかけました。アップとして股関節を動かしました。試合の時にきちんと出来るように壁を使って股関節に意識を持っていく。これだけでも全然違うと思っています。見てみると何度繰り返し指導をしてもいつの間にか元の動きに戻っていたり、自分のやりやすい動きに変えている者がいます。ここを徹底しておかないと大会で困ります。

最初の段階でその場でひたすら足運びを行って、少しずつ前に進むようにしました。この段階に30分くらいはかけたでしょうか。ゆっくりした動きの中できちんと運ぶ。その後前に重心を移動させるようにしました。その場の動き、重心があまり進まない動き、前に進む動きと段階を踏みました。進まない時の動きの中で進んでいる動きをしようとする。かなりわかりにくい話ですね。見た目の動きと実際の走りの感覚との違い。

やっと動きに関して自分なりの考えを持てるようになって来ました。これまでは曖昧な部分があったのですが、なんとなく見えてきた気がしています。本当に今更なんですけどね(笑)こう考えると勉強すること、選手を見ること、優れた指導者から学ぶこと、技術的な話をひたすらすることというのはすごく大切で意味のある事だと実感します。もちろん師匠に比べると考えや指導は浅いですが、いつの日か追いつきたいと思っています。そのために多くの事を学んでいるのです。めちゃくちゃ遠いんですけどね(笑)

1時間程度やってから今度は室内で。スキップとシザースを行ってから加速段階の動きを。基本的な動きとこの辺りの動きを別物として考えてしまいがちですがやはりつながりを考えないといけないと思っています。木曜日に確認をしていたのですがこの日もしっかりとやりました。加速段階の身体の傾きというかラインを意識する。スパイクは履けませんから少しいつもと違うのですが、意識する部分は変わりません。これをかなりやってからマーク走。結局ここまでに2時間かかりました。やりたい事全てやってたら時間がどれだけあっても足りません(笑)。

終了後はウエイトとシャフト補強。本当はここがメインだったのですが、気がつけば時間が足りなくなるレベルでした(笑)。それでも全てやりました。トレーニングが終わってからジャンプ系とハムストリングの補強。これもしっかりとやりました。ハムはかなり負荷をかけました。選手はかなりしんどい感じでした。やはり不足してますね。徹底する部分が足りなかったですね~。もっとやっておかないといけません。

最後に全体に話をしました。練習前に話をしていた事の確認。これだしつこく言うのは選手に期待しているからです。言っても分からないのであれば言う必要はありません。そのことも私の言葉で伝えました。こういう部分を隠しても仕方ないと思います。信頼したいと思うから真剣に向き合う。だから話をするのです。

新学期が始まります。シーズンイン間近です。油断しないでやっていきたいと思います。
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話をする

2013-04-07 | 陸上競技
土曜日、雨でした。予報ではかなりの暴風雨という感じでしたがそこまで風は強くなかったですね。とはいっても雨が降り続けている状況でしたからとても屋外で練習ができる状況ではありませんでした。メニューを入れ替えて正解です。

練習が始まる前に少しだけ選手を集めて話しをしました。毎年のことですが、新学期を前に学校生活の取り組みについて確認しておかなければいけません。新一年生もいました。練習をする前の段階できちんとした学校生活を送るように話しました。この手のことを何度も何度も言わなければいけないというのは良いことではありません。もう言わなくても大丈夫かなという気もしていますが、やはり不安要素はあります。

服装のこと、生活態度のこと、挨拶のこと、基本的なことを確認しました。これも何度も言っていますが日常生活が考え方を作ります。普段から少しだから良いだろうと手を抜いたり、私が見ていないからきちんとやらなくても良いと考える者は絶対に強くなりません。物事に対する取り組む姿勢の問題です。私がいるから怒られないようにするというのは、他の人にやらされているだけのこと。自分で必要だと感じてやるのとは全く違います。

この考え方は競技にもつながります。いや、この部分のほうが大切だと思っています。競技に取り組む中で多くのことを身につけてもらいたいと考えています。まー人によっては「練習さえすればいい」とか「部活は教育活動ではない」と言われるでしょう。うちはそういう方針ではありません。授業中に携帯電話を使ったり、他人との約束を平気で裏切るような事を許しているようでは教育とは言えないと思います。その部分を伝えていきたいと思います。どこまで徹底できるか...。

練習も大切かもしれませんがこういう部分のほうが何倍も大切だと思っています。ここがきちんと出来るようになればあとは自然に競技力が高まります。まわりの雰囲気に流されないできちんとした取り組みをする。学校が始まるとこの辺りの事まできちんと押さえておかないといけないと思います。

練習の話しに行くまでに長くなってしまったので練習はまた別に(笑)
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スピード刺激

2013-04-06 | 陸上競技
金曜日、朝予報を見ると土曜日の天気がかなり悪くなっていました。前日、ひたすら天気予報を見ていた時は「曇りのち雨」くらいだったので午前中に練習ができると思っていました。それが目が覚めて天気予報を見ると「大荒れ」だということでした・・・。それも「爆弾低気圧」でめちゃくちゃ風が強くなると・・・。がっかりです。

予定としては金曜日に軽く動いて動きを確認して土曜日に記録会前の刺激を入れる予定としていました。そのため木曜日の練習はトレーニングをしてスタート。疲れが残ることを見越しての金曜日設定でした。もう台無しです(笑)。この時期、時々は身体がフレッシュな状態でスピード刺激を入れておきたいと考えていたのですが・・・。暴風雨の予報の中で土曜日走ることは選択できませんでした。大幅に予定を変更して引用日に走ることに。疲れているかもしれませんが全く走れないわけではないので問題ないだろうと。

この日は朝から会議の連続となる予定でした。それもあって練習は軽めにしようと考えていました。しっかりと走るのであれば私が不在の中ではできません。めったにタイムは取らないのですが少し測定しようと考えていたので。先日宮崎に行ったときに100mのトライアルがありました。選手はタイムを測ったことでモチベーションが上がっていました。今の自分の力を把握できるという意味でも大きかったのかもしれません。それもあったので「現在の力の把握」というテーマを掲げていました。さすがに選手だけで勝手に測定しておけというのはできません(笑)。

ということで練習を大幅変更。最初の1時間半くらいは大会時のアップの流れの確認とバトンパスの細かい部分の確認を選手同士でさせました。会議の時間、どうしても出ることができないので・・・。これくらいのことは自分たちでできなければいけません。である程度時間が過ぎたころから学校でアップをしてから移動しようということにしました。事前に確認したアップをやってからきちんと走れる状況を作るという感じでしょうか。感覚的には1次アップのような感じです。

11時くらいになったのですが別の会議があるので軽く食事をしてから競技場に移動することに。ほぼ一日練習になっています。練習が長くなるという話はしていませんでしたが、食事のことに関しては以前からしつこく言い続けています。それなりの準備はしてきているはずです。ここも問題なし。結局本練習に入るのが11時50分くらいからになってしましました。もう仕方ないですね。集中力が保てるかどうか非常に心配でしたが軽く食事したのでそこでリセットできていたようです。

すぐにスパイクを履いて流し。暖かいのもあったので身体は冷えていないようでした。もちろんいきなり全力では走れませんから確認しながらです。動けるようになってからバトン並走、バトンで。こちらも事前に何度も確認させていましたからスムーズに渡っていました。大会の時にどれだけきちんと渡るか?以前のように「渡ればいい」という話ではありません。高いレベルのパスができるようにならなければ勝負はできないと考えています。本数はそれほど行きませんでしたが今のところは安定しています。こういう練習の頻度を増やしていきたいですね。

メインはスプリント系。高いスピードを出して走ることを大きな課題としていました。短長は250m、短短は150mと120m。もちろんこれを1本走っただけで終わるということはありません(笑)。+αつきです身体のコンディション的には万全ではないですが走っておくことでスピード刺激が入り今後の練習や大会で身体が動くようになるだろうと思っています。

男子は跳躍練習をする予定でしたが色々とあったので諦めて走ることに。条件的にはそれほど良くはないと思いますが、走りは抜群でした。見ていて驚くくらい進みます。本人も感覚的に非常に良いとのこと。あれだけ進めばそうでしょうね(笑)。女子もかなり良かったと思います。卒業生が走っていたタイムとほぼ同じでエースが走っています。それ以外の者もかなりのスピード。走って「感覚が良い」というのだけでこれまでやっています。記録測定はしません。感覚的なモノで終わらず客観的な指標が分かることで「良くなってきている」というのが実感できると思います。

全体的に動きが良くなっています。でも、ひょっとしたら距離が短かったのではないかと不安に襲われる(笑)。確認をしましたが問題はなさそうです。まー実際に私もその場で確認をしていたので問題はないと思うのですが、ひょっとしたら勝手に数メートル前に出しているかもしませんからね(笑)。ここ数年のタイムから考えるとこの時期のタイムとしては出来過ぎ感があります。疲れがある中での走りですからね。選手たちも少し身体が重いと言っていたので感覚的に「最高の状態」ではないのでしょう。それでもある程度走れるようになってきているというのは自信になると思います。

選手にはその辺りのことを話しました。今、例年と比べて速いタイムが出たということに満足してもらったら困ります。あくまでここは通過点でしかない。体調的にも抜群ではないのですから。一番怖いのが「これで大丈夫」と油断してしまうこと。気が緩めば怪我をしたり練習中の集中力が低くなります。それでは今後の練習の意味がなくなる。すごく大切なことだと思います。通過点でありこれが埼栄レベルでないといけない。常にその意識を持ってもらいたいと思います。

予定が変わってかなりバタバタしました。ちょっと手応えを感じることができた1日でした。
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トレーニングとスタート練習

2013-04-06 | 陸上競技
木曜日、この日は完全にトレーニングとしました。冬期練習と同様ですが少しやりたいことがあったのでプレート歩行は外しました。これを外してもウエイトを入れるので結局2時間程度はかかるのですが(笑)。天気がかなり良く暑いくらいでした。選手も半袖半パンになっていました。こういう服装を見ると段々とシーズンが近づいてきていることを実感できます。

新入生が練習に参加しています。例年少し早めに練習に参加してもらっています。一日でも早く練習環境に慣れるという意味合いが強いですね。全体的に非常に良い子が多いと感じています。ひょっとしたら上級生もこのような雰囲気だったのかもしれません。いつまでも「素直さ」を持ち続けてもらいたいですね(笑)。声も良く出します。これが「当たり前」の状況でなければいけないのです。特別なことではないですから。上級生も含めて「今日は声が出てる」と褒めなくてもそれがいつもの事としてできないといけないですね。

明るい雰囲気で練習ができるのは良いのですがピリッとしていないなという感じがありました。少し気が緩んでいる部分があるのかもしれません。私の思い過ごしであれば問題はないのですがこのような状況が続いて気が付けば・・・というのは避けないといけません。トレーニング終了して次の練習に移るときにさらに感じました。行動が遅い。この状況で練習をしていたら怪我をします。テキパキ動けるところはしっかりとやっておかないといけないと思います。

ここに関しては少し注意をしました。以前のように大激怒という感じは最近ないですね。しかし、ダメなときにはきちんと話をしないといけないと思っています。これを怠ると「良いんだ」という部分がどんどん大きくなっていきチームとしての活動ができなくなってしまいます。これは良いことではありません。準備にしても行動にしてももっと自分から動いていく必要があります。ここがまだ成長しきれない部分ですね。

トレーニング終了後は思うことがあってスタートの確認。かなり改善されつつあるのですがまだまだやらないといけないことがあります。また、確認しておかないといけないこと、きちんと理解しておかなければいけないことがある。そのためもう一度原点に戻っての指導にしました。詳しいことは書きませんが「え!?」っと思うことがたくさんありました。その段階からきちんと指導するというのは時間がかかります。長い目で見るとすごく大切なことです。40分程度で終わりという流れにしていたのですが結局1時間はやったでしょうか。かなり良くなってきた者もいます。

できるだけ疲労を残さないようにと考えてはいます。トレーニングのダメージは大きいですから。選手には金曜日に軽く動いて土曜日に最大スピードを出そうと話していました。が、天気予報を見ると微妙。午後は天気の確認ばかり(笑)。すごく大切な練習と位置付けていましたし専門的な話を聞きながら選手の指導ができるようにお願いをしていたので・・・。

これに関しては翌日バタバタしました。また書きます。
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話をする2

2013-04-04 | 陸上競技
ちょっと記事の内容を見直してみると「話をする」という記事、めちゃくちゃ中途半端で終わっていますね(笑)。かなり体調が悪かったので書いたつもりで終わっていたのかもしれません。内容不足分をもう少し書いておきたいと思います。

月曜日の練習の後、少し気になることがありました。4継に対する熱の差があると感じていました。「勝負したい」と思う者と「自分は関係ない」という雰囲気の者。大きな差があります。以前から少し話を聞いていましたが「自分は走らないから」と公言している者もいたとのこと。走力的に足りないから関係ないというのは明らかにおかしい。これに関しては何度も何度も言い続けていますがなかなか理解してもらえません。リレーで勝負と言い続けていてそれを感じ取れる者はそのためにこの冬を越えてきています。「チーム」としての意識が不足するのは絶対に避けなければいけません。

それを踏まえて火曜日の朝の段階で「チーム」としての話を全体にしたのです。これで少し補足できたかな。他にも「陸上競技部」という意識を持たせることが必要だと思うこともあったのでその部分も踏まえての話です。みんながバラバラのことをやるのではなく一つのことを一生懸命にやる。その一つが「リレー」です。これは陸上部の顧問になった時からずっと言い続けていることです。ここに関してはぶれていないと思います。好き勝手なことをやるのではなくきちんと同じ方向を向くから「チーム」としての意味があると考えています。

これからシーズンに入るのできちんとそこの部分を意識させたいと思っていました。月曜日の練習でショートを何本か走りました。この走りをみてチームの中心に据えている4継のメンバーを決めることにしました。実際に考えていた選手同士を一緒に走らせて動きを見ていました。その中での決定です。個人種目との兼ね合いもありました。そこを全て考慮しての判断。学校によっては選手が決めるというところもあるかもしれません。しかし、うちは顧問が決めます。「甘え」が出るようなメンバー決定はできないからです。

女子を集めてその話をした時にメンバーを外れた選手のうち1人は泣いていました。この冬「4継メンバーに入る」ことを目標に取り組んでいたのでしょう。後で本人と話をすると「一緒に走った時に自分が外れることをなんとなく感じていた」とのこと。感じ取っていても実際にそのことに直面すると「みんなとバトンをつなぎたい」という気持ちがこみ上げてきて涙があふれたと言っていました。あとでメールをもらったのですが1つのことにかけていたというのを日誌やみんなとのメールを読み直してみると改めて感じることができた、と。メンバーから外れて「みんなと一緒にバトンをつなぐ」という気持ちを思い出すことができた。現時点ではメンバーを外れたけど絶対に諦めない。もう一度力を上げてメンバーに入りたいという「原点」ともいえる気持ちを取り戻すことができた。すごく大事なことだと思いますね。

また、その様子を見て「マイルのエースを任せます」と4継メンバーの下級生から声をかけられたようです。これがすごく大切なことだと思いますね。「チーム」としての意識があるかどうか。メンバーに入ったから良い、外れたからダメというのではない。一つのことをみんなで取り組むという部分を感じ取れるかどうかだと思います。走る選手は走れない選手の気持ちを背負う必要がある。ここが感じ取れない選手は「チーム代表」という責任は果たせません。

「4継を走るから」「マイルを走るから」という意識では絶対にダメだと思っています。その部分がどれだけ分かるか。何人かは確実に感じ取っていたと思います。表面的だけでなく内面的な変化がないといけないと思います。そこを考えて話をしています。逆にここで感じ取れない選手はリレーでは戦えないと思います。ここが「チーム」としての大きな課題だと思いますね。

泣いている選手に声をかけられるようになったというのは顧問として嬉しいですね。こういう部分の成長があるからこそ部活動を行う意味があるのです。一気に成長するのは難しいですが少しずつ少しずつです。「感じ取る力」というのが大きなテーマかもしれませんね。認められるところは認めていきたいと思います。この成長を練習でしっかりと出してもらいたいですね。
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専門練習

2013-04-04 | 陸上競技
水曜日、この日は競技場での練習を予定していました。事前にお願いして競技場を使わせていただくことに。移動時間がかなりかかりますがそれよりタータンで走れるほうが大きいですからね。車と電車に分かれて移動。基本的に現地集合としましたが無事にたどり着くかどうか不安がありました。高校生ですから電車くらい一人で乗れないといけませんが、電車に乗る機会がほとんどない子は難しいのかもしれません。

8時半に現地に集合してから練習のための準備。これで約20分程度かかりましたから結局練習開始は9時前となったでしょうか。私はひたすら砂場を掘り起こす作業。真面目に跳躍選手のために準備をしています(笑)。この日はバトン練習をしっかりと行いたかったのでwalkからバトンをつないでいきました。砂場準備の傍らwalkを見ていましたが、距離感がいまいちですね。この部分を少し修正。もう一度やり直しをしました。「渡ればいい」という感覚から「上手く渡す」「失敗しないで渡す」という部分を徹底しておきたいと思っています。これまでも言い続けてはいるのですが・・・。

ジョグ終了後ハードルを使わないでアップをしました。実際の大会ではいつもの学校のようにアップはできません。道具を使わないで身体を動かすという練習も必要です。その場で足運びを確認して壁を使って股関節を動かす。この部分がいつも不足しているのかなと感じています。久々にコンディショニングを行いました。普段はサーキットなどを使って身体を温めていますが、大会の時にはできません。動的柔軟性を高めるためには動きながら身体を作ることが必要となります。これにも時間をかけました。あとはいつも通り(!?)ですね。

この日はめちゃくちゃ風が強くてとてもホームでは走れませんでした。バックストレート側で走ることに。スパイクを履いてからスイッチングとスキップ。後で選手に確認してみると股関節を上手く使うために膝の引き出しもやっておきたかったとのこと。この辺りは一斉練習で確認をしておかないといけないですね。基本的に全体でどのような動きだけはやっておくかを考えさせないといけません。最後の微調整は各自でとなるでしょう。金曜日にはこの部分も試しておきたいと思います。

アップ終了後はバトン走。並走をかなりやりました。カーブから直線への入りを冬期はほとんどやっていないので久々にやりました。比較的上手くいっているかなという感じです。走力差があるところが難しいですね。後ろから出て抜かしてバトンをもらうという形になるので距離感が上手くつかめません。これも慣れだと思います。普段からやっている女子の1・2走、最初2本バトンが届きませんでした(笑)。ここがうちの生命線なんですが・・・。冬期に走順を変えずにずっとやっていますからここでミスをすると流れが止まります。あとは上手く修正できましたが最初からきちんとわたらないといけないですね。

その後は実際にバトン。これも冬期からかなりやってきました。距離感の部分もある程度はつかめています。ここはとにかく練習あるのみ。昨年は1年生に頼っていました。そのためバトンパスの安定がありませんでした。今回も予定では1人1年生を使う予定です。これは色々な事情が重なっています。そのため早い段階から繰り返しバトン練習をやっておかなければいけないと思っています。最初としてはかなり良かったかなと思います。

この辺りから練習を分けました。跳躍とハードル、短距離でそれぞれ練習を進めました。跳躍は連続跳び出し。合宿などでも行っていますからそれを。これは師匠から良いよと言われたので即導入(笑)。本人の感覚的にも良かったようです。学校には砂場がありませんからこういう環境で練習をしておかなければいけません。最後砂場に着地できるというだけで大きいですね。最後の踏切の後に上に抜けてしまう部分があったのでそのことを意識して行わせました。最後のタイミングが難しいですね~。

短距離はスタート。跳躍のほうから見ていたので少し遠かったのですが、ある程度安定して走れるようになってきているかなと感じました。時間の関係で30mと60mの2本ずつとしましたが、もう少し本数を走れても良かったかなと思いますね。それでもこれくらい走れれば十分だと。ざわざわした中でも集中して走れたらと思います。

最後に150mと120m。本数を少な目にしました。久しぶりにタータンで全力で走ります。ここまでの負荷も大きかったと思いますそれでもスピードを出しておく必要はあります。少しレストを長く取りましたがしっかりと走らせました。感覚的には良いかなと思います。追い風ということもあり高いスピードが出せていたのではないかと感じています。それでも数人は感覚的に不満があるということ。難しい部分ですね~。

こういう環境で練習させてもらえることに感謝しなければいけません。当たり前ではない。感謝の気持ちを持ってしっかりと取り組んでもらいたいですね。また土曜日にもタータンで練習ができたらと思います。この辺りも継続していきたいですね。
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基本とトレーニング

2013-04-03 | 陸上競技
前の記事の続き。女子はミーティングをしてから、男子はその前から練習。雨が降っているので最低限の練習をやっておきたいと考えていました。

時間を区切って動き。足運びをとにかく徹底。時間的には1時間程度でしょうか。何度も何度も確認しながら進めていきました。ある程度行ってからハードルを使った連続抜き。ここまでやってからトレーニングへ。雨の日なのでシャフト補強のみとしました。これまではプレート歩行も行っていたのですが滑るので怪我が怖いので無理をせずにということで。

ここ1週間程度は合宿に参加した者はウエイトができていなかったのでこの日は入れました。最大筋力はとにかく維持したい。そのためにこの冬期は取り組んできました。やはり1週間のブランクは大きい感じがしました。2セット目までは問題なく行けるのですが3セット目に入ると上がりません。ここが恐ろしいところですね。先日miyashoに行ったときに「昨年からはシーズン中も継続的にウエイトをやっている」と言われていました。これは師匠も良く言われることです。筋力は継続しないといつの間にか元に戻ってしまいます。また積み上げるにはかなりの時間がかかる。最大筋力だけで走るわけではないのですが、必要な要素だと考えています。今シーズンは続けて取り入れておこうと思います。

この辺りで卒業生が来校。3月1日に上映した「kaneko卒業式DVD」が完成したとのことでした。これは私のために卒業式を開いてくれた際のもの。時間が足りなくて完成版ではなかったのでそれを作成して持ってきてくれました。クラスの生徒の人数分です。まー1か月かかりました(笑)。卒業前に学校行事で撮影していた写真の注文票をクラスの生徒から集めていました。注文も生徒が行うということだったのですが最終的にバタバタしすぎて放置されていました。3月31日に卒業生にメールした時に「じゃー集計と注文は私がやっておきますね・・・」と送ったのですがこのDVDを作成してくれた生徒が「ついでに集計します」と言ってくれました。いやー本当助かる。持つべきものは優秀な生徒ですね(笑)

この作業を任せて私はまた会議へ・・・。かなりの頻度で会議を行っています。ヘロヘロですね。とはいえやらないわけにはいきませんから。

終了後、かなりの体調不良と諸事情のため帰宅。とにかく咳が止まりません。びっくりするくらいの体調不良です。横になっていたのですが咳込んで呼吸ができませんでした。これはもう病院に行くしかないのではという大きな不安に襲われていますが、薬を飲んで寝る。自分の身体を大切にしていないですね~。体調管理が甘いのでしょうか。熱はありません。が、咳をしすぎて体中がかなり痛い。そういえば以前、咳がひどくて肋間神経痛のようになったことがあります。そこまでは行っていませんが痛い。そしてこういう状況ですから熟睡はできません。さらにしんどい。

とにかくここを乗り切らなければ・・・。強く生きます。
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チームとして

2013-04-02 | 陸上競技
火曜日、雨でした。これで普段よりも早く咲いていた桜も大半は散ってしまうのではないかと思います。非常にさみしいですね。せめて入学式までは持ってほしいなと思っていますが多分この雨で落ちてしまうのではないかと・・・。気がつけば卒業式から1カ月が過ぎました。3月31日に卒業生にはLINEで連絡をしていました。ほとんどの子が4月1日が入社式となり新しい人生のスタートです。しっかりと前に進んで欲しいなと言う気持ちを込めて連絡をしました。こういう意味でLINEは便利ですね。グループ送信したら全員が見れます。怖い部分もありますが(笑)。

練習の最初にリレーについての話をしました。今回は女子のみ。男女一緒に行ってもいいかなと言う気持ちもあったのですが思うこともあって。前日の練習終了後にいろいろとありました。「チーム」としてしっかりと考えないといけないことがある。その部分を全体でもう一度認識する必要があると考えたからです。

うちは「投擲」「短距離」と分業のような形で指導を行っています。「チーム」としての意識を持たせるためには不十分なところがあるのかもしれません。しかし、極力私は投擲の選手とも話をするようにしています。選手にもそのあたりのことは繰り返し話しています。「shoko」として同じ方向を向いて進んでいかなければいけないのです。その部分の認識が選手の中に浸透していない気がしていました。他のパートの出来事は「他人事」ではなく自分たちのこととして考えないといけないのです。

それに合わせて「短距離」としては「リレー」を中心の考えています。この考え方に反対する人もいるでしょうが、入学した当初から「リレーで勝負」ということを繰り返し話してきました。中国大会まで行けば話は変わってくると思いますが「みんなで1つのことに取り組む」というのが「チーム作り」の基本になっています。陸上競技は「個人種目」と言われます。自分さえよければいいという考えで物事が進んでしまう競技です。高校の指導の中でそれを許してしまうのは「教育」としては相応しくない。「個」を完全に犠牲にしてやれというわけではありません。「個」が強くなるためには「チーム」が大事だと思っています。一人で練習できるわけではない。

逆に「チーム」を強くしようと思ったら「個」が強くならなければいけない。この辺りのことも話をしました。以前、うちが「中国大会に行きたい」と考えていた時代は「中国に進む」ことだけを考えていました。県でそこそこ戦える選手がある程度そろえば中国に行けるという感覚でした。しかし、本当に上の大会で戦おうと考えたら「弱い選手」が集まっても勝てません。言葉は悪いかもしれませんが。きちんと「個」で戦える選手が集まって初めて上の大会で「勝負」ができる。「個」と「チーム」はスパイラルのように複雑に絡み合って上に向かっていくのです。ここが理解できないと「一時的に強い集団」で終わってしまいます。「たまたま強い選手が集まったから強かった」という形です。

うちはここ8年以上県内では継続して力を発揮しています。年によってはその成績に差はありますが継続できていると自負しています。これは「個」と「チーム」との関係を重視しているからだと私自身は考えています。この考え方に「納得ができない」という選手もいるでしょう。しかし、これは入学当初からずっと言い続けています。早い段階からこのことを繰り返し話しています。投擲や短距離という枠組み関係なく「部の方針」です。

リレーに関してはものすごく思い入れがあります。代表として走るのは4人です。しかし、そこに到達するまでには多くの人の支えがある。だからスタートラインに立てるのです。チームの中には「自分は4継関係ないから」と口する者もでてくるでしょう。しかし、そのような選手がチーム内にいるというのはその時点で「負け」です。自分が走らないから関係ないという「チーム」としての方向性を理解できない選手はチームにとって大きなマイナスです。

この部分がすごく気になっていました。「みんなで1つのことを」という感覚が薄い選手もいます。昨年はリレーに2人1年生を使いました。リレーとしてはかなり強かったと思いますが「サポート」が全くできず結果バトンミスも重なり7位。ほんの0.02秒差での7位でした。このことをリレーを走らなかった選手がどれだけ感じ取っていたでしょうか?自分は関係ないという気持ちがあった気がします。だからサポートをしない。自分のことだけ。考えないといけない部分です。

チームとしての話を30分くらいしたでしょうか。集中力が続いていたかは分かりません。しかし、顧問が真剣に話している内容を理解しようとしない限りは選手としての成長はありません。チームとしての取り組みを理解してもらわないといけません。様々な話をしました。感じ取ってもらいたいと思います。
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新学期始まる

2013-04-02 | 陸上競技
4月1日月曜日、ついに新年度が始まりました。今年度も変わらずshokoで教育活動にかかわっていく予定です。blog更新を通じて多くの人に取り組みを知っていただければと思っています。今年度もよろしくお願いします。

実は中国合宿の頃から激体調不良に襲われています。咳が止まらず呼吸がまともにできない状況が何秒間か続いています。喘息疑惑まで出てくる始末。特に夜がだめですね。咳が止まらずあまり深い眠りにつくことができません。咳をするとものすごく体力を消耗します。体中が痛い・・・。なんなんでしょうか。一応市販の薬を購入して飲んではいるのですが一向に回復する気配がありません。どうなっているでしょうか・・・。

新学期が始まったということで早速会議。朝からでした。練習は予定通りというか土曜日の練習の繰り返しを指示しました。9時から会議だったので8時半から練習開始とし少しだけでも動きの指示を出しておきたいと思っていました。本当であればこの時期にはある程度のスピードでしっかりと走るというのが良いのですが、動きの課題の部分も浮き彫りになっていますから両方からしっかりと練習を組んでいきたいと思っています。

先週の土曜日は合宿組がかなり疲労していたのでそれなりの本数で終了。今回はマーク走、バトン走×2種、スタート、ショートという感じでした。ショートは休みをはさみながらですがかなりの本数を走らせました。今はとにかく良い動きをして高いスピードを出す。スピード持続云々も必要なのですがこの区間のトップスピードを大事にしなければいけないと思っています。

会議終了が11時半過ぎだったのでほとんどの練習は見れていません。会議の合間に練習を見に行くというレベルです。その都度気になることは声をかけるようにしていましたが年度末や年度初めと言うのは本当にバタバタします。走りが終わったあとは上半身の補強を含めてしっかりと体幹づくり。先日から何度か書いていますがハムストリングの補強もしっかりと行いました。ここは大事な部分だと持っています。

この時にかなり気になったことがあったのでその部分を練習後に何人かと個別に話をしました。「リレーに対する想い」の部分ですね。このことをしっかりと全体で理解させる必要があるなと感じました。これに関しては翌日きちんとミィーティングをして全体に伝えておかないといけないなという気持ちがありました。

午後からも会議・・・。会議終了は17時過ぎ・・・。疲労感漂います。とにかく体調が微妙なのでなんとか毎日をやり過ごしているという感じでしょうか。今年度もこの体調不良を抱えながらやっていくのでしょうか・・・。何とかしなければいけないですね・・・。
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