2月20日(土)
高見山と言えばあのハワイ出身の元大関?
その高見山関と同じ名前の山、高見山に登ってきました。
近畿のマッターホルンと言われるこの山容
唯に風当たりが良い山容。(帰りの車中より)
当然冬は極寒の氷の世界。
そんな極寒を体験に?冬になると沢山の方が登ります。
もちろんお目当ては霧氷、樹氷、巨大に成長するエビのしっぽなど。
5年前の高見山
この冬は平年よりも寒い、度を越した大雪などもあって期待大だったのですが、先週あたりから暖冬?先週末なんか春満開の陽気。霧氷どころではない!桜が散る陽気(笑)
それでもこの週中辺りは寒波がやってきて・・・・
なんとか週末まで持ってくださいよ・・・・
情報では19日金曜日はバッチシの霧氷が付いてる!
でも翌土曜日は春の陽気予報?
でも千m越えの山頂は充分持ちこたえてる?
そんな期待を胸に高見山に向かいました。
皆さん考えることは同じ?
登山口に向かう駅から(近鉄榛原駅)ドドド~~~っと下車したのは大量の山屋さん。ここからは冬限定の霧氷号バスが三峰山と高見山に出てます。
満車になり次第次々と発車。
このくそ寒い中、くそ寒い山によう行くなぁ・・(笑)
などと世間からは見られてる?
登山口までバスで約40分。
登山口付近は全く積雪なし。
石畳が残るこの登山道は旧伊勢南街道
かつては紀州と伊勢を結んだ賑わいある道だったそうです。
今では考えられないこんな山中で、食料や生活雑貨の市が開かれていたそうな。
小1時間ほどで小峠到着。
積雪は数センチでしょうか。まだアイゼンはいらないですが、多くの方が装着してます。転ばぬ先の・・・・ですかね。
ここからほとんどの方がこの鳥居をくぐって登って行かれますが、私は今回は大峠(高見峠)経由で登ることにします。
その前に燃料補給。
普段食べないこんな甘いものがホント美味しい(^-^)
おやおや
車が・・・・・
なんか暑くなってきましたよ。
陽ざしもきつい!
山並みもなんとなく霞んでるような・・・
これはちょっとやばいくない?
大峠(高見峠)到着
横着人は(失礼)ここまで車で来てます(笑)
ちなみにこの鳥居はあの高見山関の寄進とか。
ここからが急登りが1時間続きます。
ここでアイゼン装着。
日当たりが良くご覧の通り全く霧氷は無し。
それどころか雪も解け始め所によりぐちゃぐちゃ(>_<)
それでも眺めは良いですよ。
頂上が見えてきました。
この時点で霧氷は諦め(>_<)
過去4回この高見山は多かれ少なかれ霧氷やエビのしっぽを堪能したが、今回は残念。高見ブルーの空をバックに霧氷の映える絵を見たかったなァ・・・・
頂上付近にはカラフルな登山服の姿が多く見られます。
そしてスタートから2時間30分登頂です。
いつもいつも強風が吹き荒れてる感のある高見山。今日は・・・・?
そこそこの強い風がありますが、気温はやはり高いです。とは言ってもじっとしてたら寒いですよ。
頂上の避難小屋の上は展望台。
過去4回はこんなに景色を眺めてる人はいないし、そう、強風と寒すぎで余裕なし!
風よけできる避難小屋で昼食とします。
今回は保温力が抜群の山専ボトルのお湯でカップ麺。
カップ麺やコーヒーぐらいだったら超おすすめの山専ボトルです。
保温力維持のコツは、沸騰したお湯をまずは少し入れてボトルを温める。
そのあとお湯を口いっぱいまで入れる。ようは隙間をなくすようにすると良いようです。
さて後は下山のみ。温泉目指して一気に下りましょう。
半分下ったころに出会う高見杉、樹齢700年くらい。
さらに下りて・・・
振り返ると高見山
前はもっとよく見えたそうです。最近は木が大きくなって邪魔してる(>_<)
さらに・・・・
帰りの車中から振り返ると・・・
近畿のマッターホルン高見山の雄姿が・・・・
5回目にして初めての良い天気。
氷の芸術は空振りだったけど、山の空気をいっぱい吸って、五感で自然を満喫できた山はやっぱり最高でした。