関さんの、異端の古代史シリーズ第二弾。
と言っても、前作同様、元の本は、7年前に出てて、それの焼き直し版。
元の本を読んでないので、私にとっては、新鮮味があったけど。
本書は、日本の古代史の一番古い、かつ一番謎の卑弥呼の話。
いつもながら、大胆な説を繰り広げる。
そのきっかけは、日田市の佐々木さんからの鉄鏡に関する情報だった。
今は、東京国立博物館に納められている鉄鏡は、実は、卑弥呼の鏡?
卑弥呼とトヨの関係は?
最後にカゴメ歌まで出てくる。
みな、九州北部のちょっと内陸にある日田近辺に絡んでくる?
偶然かどうかしれないが、松本清張説にも合致する。
記紀に繰り返し出てくる似た登場人物は、実は、同一では?
いろんなことを、深く、考えて行くと、真実に近づくことができたか?
また、九州に行きたくなった。