かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

魅惑のトルコその20 イスタンブール② アヤソフィア

2024年06月09日 | Europe・Middle East・Africa


ブルーモスクの北隣にあるのが、アヤソフィア。
歴史的には、こちらの方が断然古く、ビザンチン帝国時代の360年に建設された。
532年に焼失したが、再建され、ギリシャ正教会の総本山となった。
15世紀まで、キリスト教の教会だったが、オスマン帝国時代に、イスラム教のモスクになり、トルコ共和国になってからは、博物館となった。
しかし、2020年、再び、モスクとなった。

これは、伝統の胡麻パンの屋台。



アヤソフィア。
ミナレットは、モスクになった時に追加された。



向かって右側が入り口だが、今も修復が続いている。

今日もまずまずの天気。
梅雨入りが遅れているようだ。
ゴルフだったが、前は踏ん張ったが、広範崩れてパッとしないスコア。
復活は、あるのか?



独特の柱、独特の色彩。



美しい天井。



内陣が見えて来た。
シーズンオフだからいいが、ピークシーズンは、人垣でなかなか前に進めないとのこと。



高さ56m、直径31mの巨大ドーム。
40本の柱で支えられているという。
教会時代は、キリストのモザイクが飾られていたが、今は、コーランの一節が刻まれている。

右側の飛んでいるような図は、六翼の天子と呼ばれ、近年の修復でキリスト教時代に描かれた天子の顔が現れた。
モスクになった際、漆喰で隠されていたという。



絨毯は、青緑色。
イスラム教徒の礼拝でしか入れない。

円盤は、全部で8つあり、直径7.5m。
アッラーや、ムハンマド、ムハンマドの弟子たちの名が刻まれている。



キリスト教会時代の絵も残されている。



内陣。
巨大かつ美しい。



壁にも装飾。



デイシスのモザイク画。
1260年頃のものという。
ビザンチン美術の最高傑作とされる。



これは、コプト文字だったかな?



キリストを抱く聖母マリアと、ヨハネス2世と皇后イリニ。
すばらしい。
1122年から1234年頃のものという。



ここにも。
博物館からモスクに変更されたため、礼拝時には、カーテンで隠される。



ここにも。



前に紹介したデイシスのモザイク画。
下半分の傷みが激しい。
ということで、ブルーモスクより、断然見応えがあった。



路面電車が走っていて、ヨーロッパの街並みを彷彿とさせる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする