かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

俺は、百歳まで生きると決めた

2024年06月19日 | Books
今日は、好天。
暑い!
在宅だが、忙しい。



本書は、流石に、ベタなタイトルなので、見送ろうと思っていたのだが、雄三熱烈ファンからいただいたので、一気読み。
面白かった。

子供の頃からのスターで、大けがしたり、大きな借金背負ったりと、いろいろな週刊誌ネタもあり、ちょっとよくわからないところもあったが、本書を読むと、常に全力投球で生きて来られて、尊敬すべき先輩であることがよくわかった。
もちろん、本人が書いているので、美談が多くなってはいると思うが、子供の頃から、厳しい親に鍛えられながらも、好きなことについては、全面的なサポートも受け、恵まれた環境の中で育ったボンボンだったのだろう。
ただ、大学に入ったころから、自分のやりたいことを、自ら切り開いていき、映画俳優としても、音楽家としても、日本を代表するスターになった。
ステージ活動からは引退宣言しているが、今もラジオ番組は持っているそうで、大型クルーズ船の名誉艦長も務めている。
陶芸、釣り、ヨット、とにかく興味を持ったことには、とことんのめり込む。
中華料理を作ろうと思い立った時には、あのグルグル回るテーブルまで自分で作ったというから恐れ入る。
交友関係も華やかで、それがすべて加山さんの人柄を慕って集まってくるというから、相当魅力的な人なのだろう。
あの怖い?黒澤監督も、加山さんには、優しかったという。

ビートルズファンとしては、来日時に、すき焼きを一緒に食べたスターとして有名だが、その後、ポールの来日の時にも面会しており、ポールは、すき焼きのことを覚えていたという。
今は、ベジタリアンだからいただけないが。

健康にもずいぶん気を配っており、一番大事なのは、歯だと言っている。
まだ27本あるというから、こちらも恐れ入る。
元気をもらえる1冊だった。
コメント
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